Vengineerの妄想(準備期間)

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Software Driven Verification : Synopsys編


Software Driven Verificationでは、
Synopsysが考えるSoftware Driven Verificationの事例を説明しています。

事例の内容は、Synopsysの定番であるUSB IPの検証。
今回は、同一デバイスのUSB OTG の検証を一方はHost、もう一方はDeviceにして対向にして検証。
共に、Linuxベースの環境。

Virtual Platformだけでなく、FPGA Prototype もSCE-MI 2.0を使って、VPに接続して使っています。
USB IPはFPGA Prototypeに接続する。
USB PHYは別ボードのものを接続し、USB Stickにアクセスするというもの。
いままでと何が違うというと、FPGA PrototypeがVirtual Platformに接続できること。

Synopsysは、VP単体については結構長くやっているし、FPGA PrototypeもHAPSやChipItがある。
別々ではもったいないので、繋げる。その方法は、SCE-MI 2.0。これだと、VCSとも繋がるので、二度美味しい。

このシステムをHybrid ExecutionとSynopsysは読んでいます。
結構使えると思います。

ということは、
    MentorもVistaとVeloceを繋げられる。
    CadenceもVirtual Platfrom と FPGA Protypeをアナウンスした
ので、またまた、3社、それぞれのソリューションというわけですね!

ただし、MentorはエミュレータのVeloceなので規模はOKですが、価格は桁が違うと思う。

検証、Verification、Synopsys、Virtual Platform

P.S
先日の「Questaが可能にする機能検証改革」セミナーにて、@HarryAtMentor さんにMentorはFPGA Prototypeをどう考えるようなことを質問しました。
どうして質問したかは、MentorはFPGA Prototypeを提供していないからです。

で、回答は「FPGA Prototypeは重要である」ということで、Mentorがどうするとまでは明言してくれませんでした。