ARMのA72、T880、CCI-500

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ARMがハイエンドCPU「Cortex-A72」などを北京で発表によると、ARMは北京でCortex-A72を発表しました。

64ビットコアであるCortex-A57の置き換えになるA72。
ARMのCortex-Aシリーズは、

    A8 - A12 - A17
    A9 - A15
　　A5 - A7
    A57 - A72
    A53

って

    A8 - A12 - A17
    A9 - A15 - A57 - A72
　　A5 - A7 - A53

とネーミングがバラバラで分かりづらいです。

A72とA15の比較が電力性能比になっているので、これまた分かりにくい。

A57とA72での同一プロセス・同一周波数での比較もないので、また、分かりにくい。

また、GPUについても、T880を発表。1コアシェーダ内のALUが2個から3個に。
ARMのMali(MidGardシリーズ)は、SIMDタイプなのでOpenCLでコードを記述するときに、
SIMDを意識した記述にしないと、GPUの性能を引き出せない。
NVIDIAのGPU(CUDA)やAMDのGPU(OpenCL)とは違うので、。。。

ARM OpenCL二関する最適化については、ここに書いてあります。

そして、内部バスのCCI－500も発表。http://www.arm.com/ja/cci-500-right-bit-diagram-callouts-lg.pngでは、既に、Cortex-A72、CCI-500、Mali-T880になっていますね！
仕様を見てみると、
CCI-400に対して、ACEが2から4、ACE Liteが3から6と倍増です。

big.LITTLE構成では、2クラスタが4クラスタになりますね。
CCI-500はスマホ用というより、サーバー用ですね。

A72ｘ4ｘ4クラスタ + CCI-500 + DRAMコントローラ x 2のような構成で。