Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

特定アルゴリズムって、何だ。。。


FPGA-XのTLのネタを考えるということで、後藤さんのPC Watchの記事を読みました。


前半はKnights Landing (KNL)で後半がFPGA

Core-i => Xeon => Xeon Phiとデバイス単体でもスケーラブルにでき、
Intelスケーラブルシステムフレームワーク(SSF: Scalable System Framework)」てなもんも。

この記事によると、昨年の11月16日に発表していたんですね。

Intel Scalable System Framework (Intel SSF)


ここにはもうちょっと詳しい内容がありました。

で、後半の「棲み分けるXeon PhiとFPGAアクセラレータ」です。

引用
Intelは、機械学習時代に向けて、サーバー向け製品ラインナップの厚みを増している。マルチコアXeonとメニーコアXeon Phiに加えて、FPGA(Field-Programmable Gate Array)も、Alteraの買収によってラインナップに加えた。しかしそのために、Intelの戦略は、今ひとつ焦点が絞り込まれていないものになっている。

とある。そうなんですよね。焦点が絞りこまれていない。。。

アクセラレータという点では、Xeon PhiとFPGAは競合しますよ。

そして、
引用
「我々は、XeonXeon Phiに加えて、FPGAも(サーバー向け製品の)ラインナップに備えている。FPGAXeon Phiは併存していく。アプリケーションの中で頻繁に使われる、特定のアルゴリズムFPGAに持っていくことで、性能を大幅にアップするからだ。

とあります。
つまり、特定のアルゴリズムでないと、FPGAを利用するメリットは出ないと?

で、その特定のアルゴリズムって何だ?


ここがポイントか?

そして、FPGAへの実装がプログラミングと違うということなんだけど、
FPGAハードウェアとHDLの知識がある程度必要。。。って、当たり前です。

引用
しかし、アプリケーションの中で、特にコンピューティング性能を必要とする特定アルゴリズム部分なら、手間をかけてFPGAでプログラミングしても見合う。ボトルネックになっている部分が、FPGAハードウェアで実行されることで、性能が大幅にアップするからだ。そして、FPGAなら、カスタムASICのようなチップ開発コストをかけずに利用できる。

やっぱり、特定のアルゴリズム部分か。。。。

記事の最後に、Googleの「Tensor Processing Unit (TPU)」について書いてあるが、
FPGA-Xの最後のTLで佐藤さんが「TensorFlowとTPU」ってあるね。

ううううう、特定アルゴリズムって何だ。。。。

困った。