Verification Engineerの戯言
AVM 3.0のSystemVerilog版の続き
AVM 2.0では、すべてのクラスの親はavm_named_componentクラスであったが、
AVM 3.0では、avm_named_componentクラスは、avm_report_clientクラスの子クラスになった。avm_report_clientクラスは、メッセージ関連を行うクラスで実際に表示するのは、
avm_report_serverクラスになる。
avm_report_clientクラスを継承するクラスでは、avm_report_xxx関数を実行して、
メッセージを表示できる。
では、avm_report_clientクラスを継承しない場合は、どうなるか?
avm_report_global.svhファイル内で、どのクラスからでも呼ぶことができるavm_report_xxx関数を定義しているの、この関数を使うことで対応している。