Vengineerの戯言

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「イノベーションのジレンマ」のクリステンセン教授を振り返る

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クレイトン・クリステンセン教授がお亡くなりになりました。

30代から40代に、

の著書をいろいろと読んでいましたが、2005年11月11日にドラッカー教授が亡くなったのを海老名プライムタワーで知ったのを思い出します。ドラッカー教授の場合は、100歳近かったのに、クリステンセン教授の場合は、67歳ですので、非常に残念です。

クリステンセン教授の著書を何度も読んだのを思い出します。

www.deseret.com

このブログでは、このブログでクリステンセンに関するものを振り返ります。

2013年8月4日にアップしたのが、「イノベーションのジレンマ」関連。

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イノベーションのジレンマ」が最初に掲載されたのは、1995年のハーバードビジネスレビューです。その後書籍として出版(1997年、日本語訳は2001年)され、有名になりました。

この「イノベーションのジレンマ」には、ハードディスクのことが書いてあります。コンピュータ関連の仕事をしているので、このハードディスクの事例は非常にわかりやすかったのを思い出します。事例では、14インチのハードディスクから8インチに移行するというものでしたが、その後、5インチ、3.5インチ、2.5インチに移行し、その後は、SSDの2.5インチ、PCIe、M.2などいろいろなストレージに変わってきました。

 

次に取り上げたのは、2014年8月6日のこれ。タイトルでは、「競争優位の終焉」ですが、中で、「イノベーションの最終解 (旧邦題:明日は誰のものか イノベーションの最終解)」と「イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ」を取り上げています。

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2015年11月13日のブログでは、クリステンセン教授が来日した時の講演を聴きに行った時のこと。無料だったので、講演時間のかなり前に行って、一番前で講演を聴きました。クリステンセン教授、長身203cm です(杖をついていました)。この時は、ジョブ理論のお話でしたが、

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ジョブ理論の内容は、「イノベーションの解」で既に語られていた内容(ミルクシェイク)です。

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著書:

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』(2001年)

イノベーションへの解 利益ある成長に向けて』(2003年)

『明日は誰のものか―イノベーションの最終解』(2005年)

    (イノベーションの最終解』(2014年))

『教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する』(2008年)

イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル』(2012年)

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』(2012年)

『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』(2017年)

 

ここまでは読んでいましたが、

『繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学』(2019年)

は読んでいなかったので、昨日、Kindle版を買って、読みはじめました。

 

The Innovator's Prescription: A Disruptive Solution for Health Care (2008)

The Innovative University: Changing the DNA of Higher Education from the Inside Out (2011)

は、何故か?翻訳されていませんね。