@Vengineerの戯言 : Twitter SystemVerilogの世界へようこそ、すべては、SystemC v0.9公開から始まった
はじめに
2021年4月に行われた、The Linley Spring Processor Conference のビデオが Youtube の Linley group のチャネルにて公開されました。(Linley のサイトにてユーザー登録すれば、プレゼンテーション資料と講演ビデオは観られました)
Sifive の X280
SiFive: Enhancing RISC-V Vector Extensions to Accelerate Performance on ML Workloads
講演者は、 Chris Lattner さん (LLVM/MLIRの開発者)
特徴
- BF16/FP16/FP32/FP64, int8 to 64 fixed-point data types
- 512-bit vector register length
Tensorflow lite をサポート
下記の図(説明のために引用します)は、講演ビデオの7:21です。
Sifive x280だけでなく、Sifive Intelligence Extensions を使うことで、 CONV_2Dでは、Scalar => RVV で、~24 x speedup RVV => Sifive Intelligence Extensions で、~4 x speedup の性能向上ができるようです。 (下図は講演ビデオの8:43の部分です。説明のために引用します)
おわりに
Sifive X280 はどうやらHPCというより Edge での Inference のためのもののようでした。