はじめに
アマゾンのKindle本を物色していたら見つけた
見つけたときはまだ発売前だったのですが、2/14 に発売したのでポチりました。
単行本は 2970円(税込)ですが、Kindle本だと 2406円(24ポイント)。2割弱お得です。
ページ数は、573頁ですが、参考資料(引用資料)で75頁ぐらいあります。
著者は、クリス・ミラー さん、歴史学者。日本語の本はこの本が最初のようです。
Chip War
下記のサイトが 著者の CHIP WAR のサイトのようです。
原書のAmazonでの出版日は、2022.10.4 です。日本語版が、2023.2.14なので、3ヶ月で翻訳本が出るのは結構早いですね。
目次
- 第1部、半導体の黎明期
- 第2部、半導体産業の基軸になるアメリカ
- 第3部、日本の台頭
- 第4部、アメリカの復活
- 第5部、集積回路が世界をひとつにする
- 第6部、イノベーションは海外へ
- 第7部、中国の挑戦
- 第8部、武器化する半導体
- 最後に
第2部から米国では半導体は安全保障(国防)に必須な産業になりました。しかしながら、第4部のアメリカの復活以降、グローバル化により色々と変わってきました。冷戦が終わり、グローバル化が進んできましたが、第7部から安全保障の問題から第8部になる感じです。
関連記事等
- 日経 (有料記事) : 半導体、中国抑止に10年 「CHIP WAR」著者に聞く 米連合の結束カギに
- 時事 : 今後10年が勝敗の分かれ目に 米中緊張、日本に試練―「半導体戦争」著者
- 米中の半導体戦争が過去の日米競争と次元違う訳
- 朝日新聞 (有料記事) : (インタビュー)半導体戦争と米中 国際歴史学者・クリスミラーさん、2023/02/15
おわりに
NHKスペシャル:半導体 大競争時代にて、ちょっと盛り上がった半導体ですが、2023/2/20 にて ビジネス・経済にて108位なので、売れてはないですね。
昔、インテルの戦略 を読んだ時、DRAMからプロセッサーへの転換したのを知りました。
今回の 「半導体戦争」でも Intel のお話が出てきます。その Intel はここのところ全くもってよろしくないです。IntelがDRAM事業を辞めたのが1985年。それから35年の2020年ぐらいからだんだん悪くなっています。。Intelが創業されたのは 1968年、今年とし55年です。オールナイトニッポンと同じです。
長いですね。。。。
ちなみに、テキサスインスツルメンツの創業はもっと古くて、1951年です。。。。