はじめに
今日のブログは、Ampere Computing の AmpereOne 搭載可能な Server Motherboard である Mt. Mitchell についてです。
Ampere Computing のサイトの Platform には、下記のものだけで、Mt. Mitchell については記載がありません。
- Mt. Collins : Dual Socket Rack Server
- Mt. Snow : Single Socket Rack Server
- Mt. Hamilton :Single Socket General Purpose Servers
- Mt. Jade : Dual Socket Rack Server
これらは、Altra/Altra Max 用のもののようです。Mt. シリーズなんですね。
Mt. Mitchell
- Youtube : Ampere Mt. Mitchell Server Motherboard Specification
- Mt. Mitchell : Ampere@ CPU Hardware Specification V0.80
- Ampere Shows Next-gen AmpereOne DDR5 PCIe Gen5 Arm Server
下図は、仕様書の12頁のブロック図(2ソケット)です。説明のために引用します。
2チップ間の接続は、CCIX にて行っています。
下図は、仕様書の21頁のPCIe Configurationです。説明のために引用します。
- Socket-0 : RC0/RC5
- Socket-1 : RC3/RC6
がInter processor linkになっています。この部分がCCIXですね。2個のPCIe Controller をCCIXで使っているようです。
AmpereOne の Data Sheet は無いので、Altra Max の Data Sheet を見てみます。
下記が Max Altra の block diagram です。説明のために引用します。PCIe Controller が8個あって、内、4個がCCIX付きです。AmpereOneも同じようにCCIXになっているPCIe Controllerが最低2個は入っていることになります。
PCIe は、Gen5なのですが、CCIXは 1.0 では 20Gbps/25Gbps です。CCIX 1.1 では 32Gbps をサポートしているので、1.1 なんでしょうかね。
SynopsysのCCIXは、1.1 をサポートしているので、これを使っているのでしょうかね。
おわりに
AmpereOne って2022年に出てくる感じですが、まだ出ていませんね。。。いつ出るんでしょうかね。
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