はじめに
下記のツイートの写真に載っている DDR5 MRDIMM って何?
During Memcom 2023, @AMD revealed its full commitment to the JEDEC MRDIMM DDR5 memory standard https://t.co/CezRw3vjTX#HPC #AI via @hms1193 pic.twitter.com/lHBfiMRSYx
— HPC Guru (@HPC_Guru) 2023年4月1日
DDR5 MRDIMM ?
上記のツイートの写真を説明のために引用します。
Multi-Ranked Buffer DIMMs (MRDIMM)
- DDR5 (Up to 6400)
- DDR5 MRDIMM Gen1 (Up to 8800) : DDR5-4400 x 2?
- DDR5 MRDIMM Gen2 (Up to 12800)
- DDR5 MRDIMM Gen3 (Up to 17600)
DDR5の技術をベースに、データを DDR => QDR にする技術っぽいです。DDR5-6400 は、3.2GHz の DDR ですが、MRDIMM Gen1 8800 は、2.2GHz の QDR ですね。
Google君に聞いてみたら、下記のページが見つかりました
上記のページにある下図を説明のために引用します。左側が DDR5、右側が DDR5 MRDIMM。Registered Clock Driver が Multiplexed Registered Clock Driver (MRCD) に、Data Buffer が DB (Data Buffer) から MDB (Multiplexed Data Buffer) になるっぽい。DBではDDR、MDRは QDR になるっぽいです。
ベースの動作クロック周波数はちょっと低くなりますが、帯域は倍になるんですね。
おわりに
DDR5からDDR6ではなく、MRDIMMにすることで転送帯域を増やせるんですね。。。メモリデバイスそのものは DDR5 を使えるので大幅なコスト増にはならないんでしょうかね。。。