はじめに
Xの投稿に下記のものが流れてきました。
Xeon 6980P SNC3 vs. HEX Clustering Mode Performance https://t.co/V3jEqivxR7 via @phoronix
— Tony Mongkolsmai (@tonymongkolsmai) 2024年10月2日
パッと見、あまり気にしていなかったのですが、よくよく見ると、SNC3、3って、初めてじゃん!と思ったので、記録に残します。
Intel Xeon 6980P とは?
Intel Xeon 6980P って、Granite Rapids で Compute Die が 3 の一番お高いバージョンです。
基本仕様を眺めてみたら、
- 希望カスタマー価格 : $17800.00
あれ、TSMC N5 の Wafer 価格(たぶん量産価格)の $16,000 よりお高いですね。128コアなので、1コアあたり、$139 もします。
Intel 3 なので、3nm相当ですね。。。となると、Wafer 価格は、$20,000 か。。
メモリは、最大 3TB 、DDR5 (6400MHz) / MRDIMM (8800MHz)、12チャネルなので、4チャネルで1TB、1チャネル256GB、256GBメモリってお高そう
SNC3
下記の phoronix の記事で、Xeon 6980PのSNC3について説明があります。
下記の図を上記の記事から説明のために引用します。HEXだと、3つの Compute Die になる。SNC3 だと、1つの Compute Die になる
それぞれのレイテンシーが右側にあります。
5th Gen Intel Xeon は、Emerald Rapids で 2 Compute Die 構成ですね。
下記のブログを読み直すと、Granite Rapids の Compute Die は、44コアです。
下記のブログを読み直すと、Emerald Rapids の Compute Die は、33コアです。
Compute Die 内のコア数が 33コア => 44コア になったことにより、Compute Die 内でのレイテンシーが増えてみたいですね。
おわりに
Granite Rapids と Emerald Rapids の レイテンシーを比べると、Granite Rapids の方が遅いんですね。
Granite Rapids の Die shot を見てみたいものです。