Vengineerの戯言

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IndiaはArmなんだ

はじめに

このツイートから India の Supercomputer は Arm なんですね。

India の Supercomputer

https://amritmahotsav.negd.in/presentation/day5/Aum%20HPC%20Processor.pdf

C-DAC HPC SoC (A48Z)

ベースとなるのは、C-DAC HPC SoC (A48Z)ということです。上記の PDF の 8頁の図から説明のために引用します。

緑の部分が Arm、ピンクと紫は他の会社のIPなんですかね。PCIe/CXL, C2C, D2D はたぶんSynopsysなんでしょうね。となると、メモリDDR5/HBM3はRambusですかね。。。

下図は、2 Package 構成の図です。上記の PDF の 9頁の図から説明のために引用します。

96 core HPC Processor (Arm Neoverse V1) • ARM 8.4 architecture • 96MB L2 cache, 96MB System cache • 8 channel 5200 Mhz DDR5 memory • 64 GB HBM3 5600Mhz memory • PCIe5 64/128 Lanes – CXL support for coherent Accelerators/ NIC • SMP support up to 2 sockets • Security Features - Secure boot and Crypto support • 5nm Technology Node, Chiplet based architecture, 2-Chiplets, 96-Cores and up to 96-GB HBM3 memory in a socket

8 channel DDR5 + HBM3 って、Intel Sapphire Rapids (Xeon Max)と同じような構成ですね。。。ただし、C-DAC HPC は HBM3 が4個(16GB x 4)付いていますね。

下図は、ボード構成です。上記の PDF の 13頁の図から説明のために引用します。

Package 間は、CCIX (16) x 4 で繋いでいます。CCIXって、そんなに速くないんですよね。たしか、PCIe Gen4 の 16Gbpsより速い 25Gbpsはあるのですが、PCIe Gen5 の世代になった場合、25Gbpsじゃ遅いですよね。56Gbps というのも CCIX 2.0でサポートするようですが、

おわりに

上記のスライドでは、Fugakuと比較しています。FugakuはTofuが付いていますが、C-DAC HPC はノード間のネットワークはEthernetになっています。この部分はNetwork Adapterとして、1G/10Gが付いているようですが、現実的には200GbEやInfinibandを付けないと性能はでないでしょうね。。。

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