はじめに
AMD Ryzen AIについては、5月29日にブログに書きました。
AMD Ryzen AIは、AMD XDNAになり、正式に発表になりました。
AMD Ryzen 7040HS
AMD Ryzen 7040HSって、ゲーミングノートPC用なんですね。
下図は、上記から説明のために引用します。AMD XDNA ARCHITECTUREの図です。右側に、AIE Tileが 4 x 5 = 20 個あり、Mem Tileが5つあり、DMA &NOCsから構成されるっぽいです。
Mem Tileがあるのは、Xilinx Versal™ AI エッジ シリーズの AI Engine-MLの方だと思います。
5月29日のブログにも書きましたが、Windowsのみ利用可能で、ONNX、TensorFlow、PyTorch から利用可能になるようです。
CPUローンチ時は早期開発者アクセス向けにXDNAの一部機能へアクセスできる「Unified AI Stack」を提供。2023年第4四半期に、OEMや一般開発者、ISVベンダーにXDNAのすべての機能が利用できるよう解放するとしている。なお、対応モデルはONNX、TensorFlowおよびPyTorch。
Unified AI Stack については、ここ に説明がありました。
下図は、[AMD-Xilinx and AI Updates at AMD Financial Analyst Day 202](https://www.servethehome.com/amd-xilinx-ai-updates-at-amd-financial-analyst-day-2022/)2 に載っているAMD-Xilinxのプレゼン資料です。説明のために引用します。
XDNA AIE というキーワードが入っています。そして、EPYC CPUsでもAMD XDNA AIEとあります。ね。EPYCでも入れるんでしょうかね。
おわりに
AMD Ryzen AIこと、AMD XDNAはWindowsのみで利用可能で、ONNX、TensorFlow、PyTorchだけしかサポートしていないのは残念です。。。
AppleのNPU、IntelのVPU (Meteor Lake) と同じ位置づけなので、Windowsのみ利用可能なのは理解できますが、ちょっと寂しいです。