Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

Tenstorrentとrapidus

はじめに

確か、ちょっと前に、TenstorrentのJim san と Rapidus の 東 san が握手した写真を見たんですが、また、握手していますね。

下記のXの投稿では、Tenstorrent が Rapidus の 2nm で edge AI SoC を開発するような感じです。

背景の Tenstorret と Rapidus のロゴ、これわざわざ作っているんですね。

Tenstorrent の SoC って何だ?

The Future of RiscV and RiscV AI (スライド)

www.youtube.com

の中に、なんとなく、そのようなものがありました。

下図は上記のスライドから説明のために引用します。

下記では、chiplet によるソリューションです。

下記では、AI + RISC-V の SoC です。

上記のSoCを作るには、

  • RISC-V chiplet
  • AI chiplet
  • DDR5 MC chiplet
  • PCIe chiplet
  • Ethernet chiplet
  • HBM3 MC chiplet

と6種類も作らなければなりません。PCIe と Ethernet を一緒にしても 5種類です。

資金が無い Tenstorrent がこの全部を作るのは無理なので、スポンサーか、どこが出すSoCに Tenstorrent の AI と RISC-V を IP として載せるんでしょうかね。

となると、普通は各社AIは持っているので、売れるのは RISC-V IP だけになっちゃうんですかね。。。。。

おわりに

EETimes の sally -san の記事

www.eetimes.com

これ、お互いにとって、お得なんでしょうね。

Tenstorrent にとっては、2nm で作れるチャンスがあるし、Rapidus にとっては、IPあるよ!と言えるしね。。。

ただし、両方とも、まだ実績がないのが、どうなのかと。。。

追記)、

toyokeizai.net

追記)、Xの jim Keller -san の投稿