はじめに
NVIDIAのGPUに使われているHBM3。これから出てくる HBM3e が NVIDIA のGPUに採用されれば、もの凄い量が売れる。
そりゃー、Samsung、Micron も頑張りますよ。SK Hynix に独占させておく理由はないですからね。と。
HBM3e のロードマップ
このブログで何度も引用させてもらっている、下記は、Trendforce の HBM3/HBM3eのロードマップです。説明のために引用します。
- Samsung : 24GB は、3Q.2024、36GB は、Q4.2024
- SK Hynix : 24GB は、Q2.2024、36GB は、Q1.2025
- Micron : 24GBは、Q2.2024、36GB は、Q1.2025
です。
NVIDIA H200
NVIDIA H200 には、HBM3e の 24GB が搭載されるということです。となると、SK Hynix か Micron になります。
その後の B100 には、どこのが載るかです。
上記のロードマップでは、HBM3e は 8.0Gbps です。しかしながら、3社、8.0 Gbps を超えるスペックのものをアナウンスしています。
1.2TB/s ということで、9.2Gbps の 24GB 品がH200に採用されるということになりますね。
また、
3月にも1.2TB/s以上の広帯域および競合と比較して優れたエネルギー効率を実現するという36GB 12-High HBM3Eをサンプル出荷する予定
とあるように、36GB のサンプルも出荷するようですね。
SK Hynix の HBM3eは、GH200に搭載される模様。
おわりに
次は、HBM4です。
NVIDIAは既にSK HynixとHBM4との協業を行っていますね。