Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

AMD MI300X/MI300A の IOD の詳細が出てきたので、記録に残します。

はじめに

Xの下記の投稿にて、@VLSI_2024 にて、AMDが発表した MI300X/MI300A の IOD の情報が載っていたので記録のために残します。

MI300X/MI300A の IOD

MI300X/MI300A の IOD に関して、今回、かなり詳細なところまで発表があったようです。

上記の記事には、AMDのスライドが載っています。。。右上に、XX とマークを付けていますので、今回は図を直接引用せず、URLのみとします。

おわりに

IOD間の帯域が、

  • 3.0 TB/s + 2.4 TB/s

あるんですね。

HBM3の全体の帯域が 5.3TB/s なので、1/4 だと、1.325 TB/s 。接続している各 IOD への帯域は HBM3 よりは多いですね。

NVIDIAのNVLINK-C2Cは、双方向で 900GB/s (片方向 450GB/s)に対して、6倍、4倍になりますね。。。B200のNV-HBIは、10 TB/s 。たぶん、双方向なので 5 TB/s。上記のMI300Xの2つのIODとの帯域と同じぐらいですね。。。

参考ブログ

vengineer.hatenablog.com

  • Navi 31
    • 7 die : Graphics Compute Die (GCD), 5nm + Memory Cache Die (MCD), 6nm
    • Infinity Cache : (4MB x 4 x 6) = 96MB

下図は、ここから説明のために引用します。

  • MI300X
    • GCD x 8 (5nm) + IOD x 4 (6nm)
    • Infinity Cache : (2MB x 16) x 2 = 64MB x 4 (IOD)

Navi 31の Infinity Cache は、1メモリコントローラ当たり、16MB (4MB x 4) MI300XのInfinity Cache は、1メモリコントローラ当たり、32MB

vengineer.hatenablog.com