はじめに
AMD Turin が正式発表されたときに、Zen5 で CCD が16個接続していたので、え、12個じゃないんだ。もしかしたら、IODも変えたのと思いました。
そして、公式の資料を眺めてみたら、そのようだったので、記録に残します。
5TH GEN AMD EPYC PROCESSOR ARCHITECTURE
によると、下図のように、Zen 5 と Zen 5c では同じ IOD を使っているようです。
また下図の説明のところに、
- hich are closely connected via Infinity Fabric (GMI) to a set of up to four ‘Zen 5’, or up to three ‘Zen 5c’ CPU dies.
とあります。
下記の記事の中に、IOD がキレイに映っているのがありました。
その部分を説明のために引用します。2ND/3RD GEN、4TH GEN の IOD とは、GMI の位置が違いますが、確かに片側に8個のGMIがありますね。
4TH GEN との比較
4TH GEN と 5TH GEN のブロック図を並べてみました。GMI の数が 12個 => 16個になった以外は特に変更は無さそうです。Infinity Fabricも 36Gb/s、PCIe Gen5 が 128 lanes なのも同じです。ただし、DDR5は、4800 から 6000 になっています。
おわりに
5TH GEN AMD EPYC の IOD、4TH GEN AMD EPYC の IOD とは、違うことが分かりました。
では、Genova の IOD は、TSMC N6 っぽいのですが、Turin の IOD は、N6 のままですから、それとも N5 ですかね。