Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

組み込みソフトの開発現場につける薬

Verification Engineerの戯言

ソフトウエア開発管理ということを読み物的には、いい本だと思います。
検証というお仕事に当てはめるとどうなのだろうか?
  ・要求管理
  ・開発計画
  ・進捗管理
  ・構成管理
どれをとっても検証というお仕事の管理に役立つのでは!

その中でも、構成管理をしっかりやっているチーム(組織)はどの程度あるだろうか? RTLやテストベンチ、テストグラムなどをきちんと管理し、その関係をどのように構成しているかはソフトウエアの構成管理と基本的には同じ!そんな感じでこの本を読むと、結構、検証のお仕事にも使えます!

この本での私にとっての「キーワード」は! Page.120の各メンバーのパフォーマンスを上げるための考え方の例として
  ・(パフォーマンス) = (スキル) x (マインドセット)
というのがある。私もあるパネルディスカッションで、気持ち(=マインドセット)が無いといくらスキルがあってもダメでは! 検証そのものを好きになる(恋愛みたいに!)ということを言ったと思う!

この考え方については、私は次のようにちょっと変えてみたいです。
  ・(パフォーマンス) = (スキル) x (マインドセット)^(環境)
環境が1であれば、この本と同じ! 環境が1<であれば、幾らマインドセットが高くてもパフォーマンスは上がらない。環境が1>であれば、マインドセットが高くなればなるほどパフォーマンスは上がる。

環境って結構、パフォーマンスに影響すると思います。職場の雰囲気だけではく、使っているツールなどの環境も!
ま、ともかく読んでみてください。けして、損はしないと思います。

P.S
OVMセミナーは、いよいよ明日(4/18)です(申し込みは、締め切ったようです)。
私は行きます。見かけたら、声をかけてください。