Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

Bluespec User Group Meeting 2012の日立の事例


2012年1月27日(金)、今日行われたBluespec User Group Meeting 2012での日立の事例です。
評価を始めてから1年半で導入、その後、高位レベル合成、テストベンチ、エミュレータにも適応。
現在、15人のユーザーがいる。

一部、既存のRTLとCを使っていますが、残りはすべてBluespec。

Bluespec SystemVerilogで記述し、Bluespecで合成RTL & テストベンチを生成し、RTL Sim。
Bluesimは使っていない。どうして、Bluesim使わないのでしょうか?
全体(チップ)でもRTL Sim。

エミュレータでは、テストベンチ部の機能モデルをBluespec SystemVerilogで記述。

マイクロアーキテクチャーは設計者が、並列化はコンパイラが。
役割分担を明確化しています。

ノウハウを12ページにわたって公開。
  論理記述の効率化のために8ページ。
  論理品質向上のために2ページ。
  再利用性向上のために2ページ。

不具合解析には、VennsaのOnPointを利用。Bluespecに対応している。
最後に紹介セッションがあります。

Bluespecの欠点は、コードの汎用性だけ。ということでした。


Verification、検証、Bluespec