Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

「なぜ人と組織は変われないのか」


2014年の正月が終わり、今日(1/6)からお仕事の人は多いと思います。
今日は月曜日なので、一週間(5日)、フルで働くのがちょっと辛いです。

さて、今年最初のブログは、クリスマス前の三連休の最初の日(土曜日)に、本屋で見つけ、
買って読んだなぜ人と組織は変われないのかの中で気になったことをまとめてみました。

でも、内容的には、序章 << 第一部 >>> それ以降、だったのです。何故なら、
引用
  序章 個人や組織は本当に変われないのか?
  第一部 "変われない"本当の理由
  第二部 変革に成功した人たち
  第三部 変革を実践するプロセス
なので、後ろにいけばいくほど、実際に実行しないといけない。

ということで、第一部(特に第一章)から気になることを。。。

引用  第一部、第一章、P.30-31
  大人の知性の三段階の特徴。
  環境順応型知性、自己主導型知性、自己変容型知性。

この部分が気になって、この本買いました。

知性であって、知識ではないのがポイント。各段階の知性は、下記のような感じになっています。
引用 p.30
  環境順応型知性
    チームプレーヤー、忠実な部下、大勢順応主義、指示待ち

  自己主導型知性
    課題設定、導き方を学ぶリーダー、自分ありの羅針盤と視点、問題解決志向、自律

  自己変容型知性
    メタリーダー、学ぶことによって導くリーダー、複数の視点と矛盾の受け入れ、
    問題発見志向、相互依存
一般的なリーダーは、「自己主導型リーダー」って感じ。多くのリーダーはここなんだと思います。
この段階に到達したら、それ以上成長しなくてもいいと感じているのかな?

その上の「自己変容型リーダー」になるには、
「自己主導型リーダー」のときとかなり違う視点や考え方が必要なんだと思います。

特に、最後のある「相互依存」。この部分は、「自己主導型リーダー」には無いからなー。

これって、昨年(2013年)4月11日のブログ、
個人の総合力、と、組織での個人の総合力を束ねる力 に似ていると思います。

個人の総合力が「自己主導型知性」で組織での個人の総合力が「自己変容型知性」って感じ。

第一部の第二章以降では、

環境順応型知性 => 自己主導型知性 => 自己変容型知性

にどうすればなれるかを事例を用いて説明しています。

三連休で読み終えるつもりでしたが、結果、5日かかりました。

そして、今は、かなり昔に読んだ「学習する組織」を読んでいます。
昔読んだものではなく、2006年に改訂されたものの翻訳版。
550頁もある大作。なかなか進みませんが。