Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

Windows subsystem for Linux と Visual Studio Code


ソースコード解析をするために、
Windows 10 PCに、OracleVirtualBox & Ubuntu 16.04LTSの環境で行っています。

Bash on Ubuntu 16.04LTS on Wondows 10 (Ubuntu 16.04LTS)を試したままでしたが、
Windows subsystem for Linuxの正式版が出ているので、この環境でできるかどうかを確認しました。

ターゲットは、Tiramisuのビルドです。

TiramisuのBuild Troubleshootingに従って、ビルドしました。

途中、色々ハマりましたが、
どうにか、ビルドでき、ベンチマークやテストプログラムも動くようになりました。

Windows subsystem for Linux は、ファイルシステムへのアクセスが遅いということでしたが、
ThinkPad 13(メモリ:32GB)上で、2コア・16GメモリをVirutalBoxに割り当てた環境より、
Windows subsystem for Linux での方がコンパイルは速いような気がします。
Windows subsystem for Linuxでは、2コア・4HTになるので、コア数が2倍になるからでしょうか?

それから、ソースコードを確認したりするときは、emacs を使っていたのですが、
Visual Studio Codeにしてみました。

Windows subsystem for Linux 内のファイルシステムにはアクセスできないので、
Windows側のファイルシステムWindows subsystem for Linuxのホームディレクトリにシンボリックリンクすることで
アクセスできるようにしました。これにより、Visual Studio Code から Tiramisu のファイルが読めました。

Visual Studio Code を使うことで、関数の定義部分へのジャンプが簡単になったので、楽ちんです。

当面、この環境でやっていこうと思っています。

P.S
TensorFlowをXLAをイネーブルにして、ソースコードからビルドしたら、
メモリリークで、32GBのメモリの90%以上が使用状態になりました。
再起動すると、メモリが戻るので、とりあえず、メモリ使用量が90%になったら再起動していました。

Microsoft純正メモリ解放ツールを使ってみる[メモリ解放]にあるように、Windows Server 2003 Resource Kit Toolsをダウンロードしてインストールすることで、empty.exeというコマンドもインストールされ、このコマンドをコマンドプロントで以下のように実行すると

    empty.exe *  (引数として、アスタリスク(*) を指定する)

全然、変わらない。。。。どうしてだろうか?