Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

NVIDIA B100/GB200/B200、AMD MI350/MI375 のリリース時期

はじめに

NVIDIA B100/GB200/B200、AMD MI350/MI375 のリリース時期を Trendforce が予測しています。

www.trendforce.com

各プロダクトのスケジュール

下記の図は、上記の Trendforce の記事から説明のために引用します。

  • B100 : Q3.2024, HBM3e-8hi/192GB
  • GB200 : Q3.2024, HBM3e-8hi/192GB
  • B200 : Q1.2025, HBM3e-12hi/288GB

  • MI350 : Q4.2024, HBM3e-12hi/288GB

  • MI375 : Q4.2024, HBM3e-12hi/288GB

MI350は、HBM3e-12hi なんですね。

おわりに

AMD MI400 って、Q4.2024 ぐらいだと思っていたんですが、ここには載っていいませんね。どうなっているのでしょうか?

wccftech.com

によると、MI400 は、2025 なんですね。なので、MI350 が MI300 refresh として開発しているんですね。

Tenstorrent の Blackhole が上がってきたようだ。Blackhole は、AI Accelerator ではなく、AI SoC なのか?

はじめに

Tenstorrent の Blackhole が上がってきたようです。

Jim san の Xの投稿に、チップおよび評価ボードの写真が載っています

以下、Jim san の Xの投稿を説明のために引用します。また画像も引用します。

記録のために残します。

3月7日のブログには、4月に火入れということなので、順調にいっているようです。

vengineer.hatenablog.com

Blackhole

BLACKHOLE とありますね。

評価ボード

右側に、PCIe x16 Edge が見えます。また、PCIe x16 slot が 2 個載っています。

左側にあるのは、マザーボードっぽいですね。マザーボードのPCIe x16 の Slot からケーブルが伸びていて、評価ボードに下にいっていますね。

水色のケーブルって、チップのソケットから PCIe x16 Edge までの配線を均等にできないので、このようにしているのですかん。

手前側に、M.2 が載るようになっていますね。

下記の部分が PCIe Gen5 関連の

  • PCIe Gen5 x16 の スロットが2個
  • PCIe Gen5 x16 Edge
  • M.2
  • PCIe Gen5 x8 (x4?) のケーブル用コネクタが 7個

がいますね。

Blackhole : PCIe Gen5 が 32 lanes ということなので、全部同時に使うのではなく、接続を切り替えて使えるようにしているんでしょうね。

Blackhole の CPU

vengineer.hatenablog.com

で紹介したスライドです。

SiFive X280 が 14 個載っています。Wormhole までは、ARC x 4 でしたが、RISC-V コアが 14 です。なので、Linux が Boot するので、M.2 や PCIe x16 Slot が載っているのでしょうね。

つまり、Blackhole は、AI Accelerator ではなく、AI SoC なんでしょうかね?

vengineer.hatenablog.com

の下記のスライド(説明のために引用します)に、書いてありました。

Blackhole

  • Bigger arrays of AI processors
  • Combine with CPUs
  • CPUs can handle high level code
  • CPUs can also work in the AI graph

Building Computers for AI with RISC-V の 7頁から Black Hole は、Heterogenous

おわりに

それにしても、評価ボードのソケットすごいですね。その上のファンは、PCのCPU並みですね。。。。

Alder Lake-Nな ODROID-H4

はじめに

このブログでも大昔にODROIDを取り上げていました。Cortex-Aシリーズ搭載品です。

一番古いのは、2013年。10年前です。Odroid-XU

vengineer.hatenablog.com

この他にもODROIDについては、下記にあります。

vengineer.hatenablog.com

ODROID-H4

ODROIDシリーズにおいて、Intel CPU 搭載品が H シリーズ

このブログでも2回紹介しています。

今回は、Alder Lake-N搭載の ORDOID-H4 です。

www.cnx-software.com

サイトは、こちら

www.hardkernel.com

  • ODROID-H4 (N97) : $99
  • ODROID-H4 PLUS (N97) : $139
  • ODROID-H4 ULTRA (Core i3 N305) : $220

H4とH4 PLUS の違いは、 - 2.5GbE : 1=> 2 - SATA III : 0 => 4

H4 PLUS と H4 ULTRA の違いは、CPU - N97 => N305

メモリとSSDは別。

  • Alder Lake-N は、メモリが1チャネル (Max 48GB, DDR5-4800)
  • SSDは、M.2 が1つ (PCIe Gen3 x 4)

Amazonで、SODIMM(DDR5-4800)

  • 8GB : 3,880
  • 16GB : 7,980
  • 32GB : 14,785

SSD

  • 500GB : 5,980
  • 1TB : 9,399

なので、

  • 8GB + 500GB = 10,000
  • 16GB + 500GB = 14,000
  • 16GB + 1TB = 18,000
  • 32GB + 1TB = 25,000

ですね。

おわりに

ケースも必要になり、それなりのお値段になるので、mini PC を買った方がよさそうな気がします。。。。

Alder Lake-N300 は、Core i3 N300

はじめに

このブログで一番アクセスがあるのは、

vengineer.hatenablog.com

で、2番目が

vengineer.hatenablog.com

で、Alder Lake-N関するものです。

Intel Alder Lake-N97 とは?でも書きましたが、Alder Lake-Nなプロダクトとしては、

  • N50 (Embedded)
  • N95
  • N97 (Embedded)
  • N100
  • N200

があります。

そして、Core i3 N300 も Alder Lake-N なのです。

Core i3 N300 (Alder Lake-N300)

www.intel.co.jp

  • お値段は、$309.00 (N100が$128なので、かなりお高いです)
  • 8コア@3.80GHz、6MB Smart Cache, 7W
  • メモリ : 16GB
  • GPU : 32 Unit@1.25GHz

N100 が4コア@3.4GHzで $128, N300 が 8コア@3.8GHzで309

おわりに

pc.watch.impress.co.jp

の記事によると、MINISFORUM「UN305」は、3万6,780円から

Kakaku.comによると、売っているところなさそうですね。

Core i3 N305 なるものもあります。

www.intel.co.jp

AMD MI350 は、TSCM 4nm のようだけど、構成はどうなるの?

はじめに

Xの投稿に流れてきた、AMD MI350 の情報について、記録しておきます。

tom's HARDWARE がまとめてくれています。

www.tomshardware.com

AMD MI350

どうやれ、TSMC 4nm で 2024/H2 に出てくるようです。

MI300が TSMC 5nm/6nm だったので、Compute Die を 4nm にするのでしょうかね。。。

vengineer.hatenablog.com

5nm => 4nm になって、SRAMが小さくならないので、Logic部を増やすか、動作周波数を上げる感じですかね。。。

ちなみに、MI300X は下記のようになっています。

  • MI300X
    • 8 x XCD (38 CUs)
    • 4 x IOD
    • 8 x HBM3 (192GB/12H)
    • 256MB Infinity Cache
    • 3.5D packaging

おわりに

なんで、MI350 を出すんでしょうかね。。。

IODが同じだと、HBM3も同じような感じだと思うのですが。。。。

あ、もしかしたら、MI250 の 6nm を MI350 で 4nm にするということ?

あ、MI250では、HBM x 4 で die が2個。。となると、MI250 では、HBM x 6 で die が 2個とか。。。メモリたくさん作戦?

24 GB x 12 = 288GB .

Google TPU v5p も chiplet だった

はじめに

Google TPU v5e が chiplet だったというのは下記のブログで紹介しました。

vengineer.hatenablog.com

TPU v5e は、Compute die + I/O die なので、TPU v5p も Compute die + I/O die のはずと思い、調べまくったら、見つかりました。

TPU v5p の 写真

下記の PC Watch の記事の中に、Google TPU v5p のパッケージの正面からの写真がありました。

cloud.watch.impress.co.jp

下記がその写真です。説明のために引用します。

まず、HBMが両サイドの3個づつありますが、どうもバランスが悪いです。

下記の図は、NVIDIA H100 です。[こ](https://japan.cnet.com/article/35187234/)こから説明のために引用します。HBMがキレイに並んでいます。

もう一度、TPU v5p の写真を見てみましょう。拡大して、引用します。下側に横線があります。この部分で die が分かれています。

v5e と v5p を比べてみる

下図の右下の図は、ここからの引用です。それ以外は、Googleの公式Youtubeから引用しています。

ボードの手前側にコネクタがあると思います。

v5e は、左側に I/O die が、v5p は手前側に I/O die があります。

  • v5e : (PCIe Gen5 x8 (たぶん) + 400Gbps x 2) が 4組
  • v5p : (PCIe Gen5 x16 + 800Gbps x4) が4組

おわりに

TPU v5e / v5p は、chiplet になっていることが確認できました。

となると、v6e / v6p も chiplet になるのでしょうか?

Q1.2024の世界のSmartphoneシェア (IDC版)

はじめに

Smartphoneの世界シェアのアップデート

前回は、こちら。

vengineer.hatenablog.com

Q4.2023

  1. Apple : 23.3%
  2. Samsung : 15.9%
  3. Xiaomi : 12.8%
  4. Oppo : 11.9.%
  5. Transsion : 8.8%

Q1.2024

下記のIDCのデータが元ネタ

www.idc.com

下記の表は、上記のIDCの記事から説明のために引用します。

  1. Samsung : 20.8% (53.5M => 60.1M)
  2. Apple : 17.3% (78.5M => 50.1M)
  3. Xiaomi : 14.1% (43.1M => 40.8M)
  4. Transsion : 9.9% (29.50M => 28.5M)
  5. Oppo : 8.7% (40.0M => 25.2M)

注目すべき点は、Transsion が4位になったこと

Appleの台数がざっくり 2/3 になり、Oppo も 2/3 になっている)

おわりに

Q4.2023 は Trendforce で、Q1.2024 は IDC なので、データの連続性が無さそう。。。

IDCはこんな感じ、Q4.2023で、Transsion が4位になっている。。

Trendforce のデータが出たら、比べてみよう