Vengineerの戯言

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RISC-Vコアを利用した開発プラットフォーム:ESP

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SystemVerilogの世界へようこそすべては、SystemC v0.9公開から始まった 

昨日は、「RISC-Vコアは、既に、バブル状態?」というブログを書きましたが、これからは RISC-Vコアだけではなく、RISC-Vコアを使ったSoCやFPGAを開発するためのフレームワークに移っていきそう。その点に関しては、MLIRのChris LattnerがGoogle BrainからRISC-VのSiFiveに移って、正に、その部分を開発することになったということ。。

 

ということで、今日のブログは、これ。ESP というオープンソースのPlatform開発用ツール。

www.cnx-software.com

サイトは、こちら。

www.esp.cs.columbia.edu

Architecture
Tile-based architecture: processor, memory and accelerator tiles
NoC-based
Available processors
 ・32-bit Leon3 (Sparc)
 ・64-bit Ariane (RISC-V)

Accelerators
ESP accelerators
 ・Cadence Stratus HLS flow
 ・Xilinx Vivado HLS flow (NEW)
 ・Chisel flow
Third-Party Accelerators (NEW):
 ・NVIDIA Deep Learning Accelerator (NVDLA)

 アクセラレータは、ESP用とNVIDIAのDLAをサポート。。。ESP用って何?

ドキュメントは、こちら。プレゼン資料は、こちら

このプレゼン資料に、ESPについていろいろ書いてありますね。

あ、このフレームワーク、ESPを使うためのものだ。。。。

 

そして最新の論文:

ESP4ML: Platform-Based Design of Systems-on-Chip for Embedded Machine Learning

ESP4MLは、ESPとHLS4MLを統合したものらしい。

 ESPは、SystemC。HLS4MLは、Keras or PyTorch => Vivado HLS。

ESPは、SystemCなのでそれなりのツールが必要。ということで、FPGAで利用できるのはアカデミックくらいかな。SystemC対応のHLSの商用ライセンスはめっちゃ高いので。