はじめに
TwitterのTLに、下記のツイートが流れてきたので、あれ、MicroChipって、Legup Computing を買収していたよね。
MicrochipがFPGA開発フローに高位合成ツールを用意、C++からの実装を可能に|EDA EXPRESS https://t.co/8cOprO5Y00 #EDA #FPGA #Microchip #HLS
— Hiroshi Komoda (@EDAExpress) 2021年9月2日
と思って、Legup Computing のサイトに行ったら、そうだった
記録のために、サイトの画像を引用します。
SmartHLS
MicroChip では、SmartHLSというプロダクトになったようですね。
MicroChipの github に、HSLのTutorialと例題がありますね。
- Tutorial 1, 2, 3
- AXI4-initiator
- AXI4-target
- sobel
- udp_tx
- fp_mult
おわりに
Xilinxは、投資先のAutoESLを買収して、Vivado HLSとしてリリースし、C++/SystemCをサポート(OpenCLはSDAccel)、その後、SD SoC => Vitis HSL になっています。(SystemCはもうサポートしていない?) Intel (Altera) は、OpenCLが最初でそれから、Intel HLS Compiler にて C++ をサポートしました。
そして、今回、MicroChipがLegup Computingを買収し、SmartHLSとしてC/C++をサポートしたということになりしたね。
C++に対しては、クラスライブラリとプラグマを使っている点については、どのHLSでも同じだと思います。
これら、HLSは無償(ライセンスは必要だが、費用は発生しない)です。各HLSは基本的には、自社のFPGAようなので無償にしても自社のFPGAを使うための道具なので問題ないんでしょうね。 ユーザーにとっても、HDLだけでなく、HLSも使えると選択肢が増えて嬉しいですね。