はじめに
クライド用AIチップを開発している
- Cerebras Systems
- Graphcre
- SambaNova Systems
- Groq
がそれぞれ、クラウドサービスを提供しています。
Tenstorrent も クラウドサービスの準備を始めた
Tenstorrentもクラウドサービスを始めたようです。これで、資金調達トップ5のクラウド用AIチップベンチャーがクラウドサービスを始めたわけです。
@tenstorrent Cloud launched this month so @jimkxa and the team took a trip to our data center to see our silicon and boards in action #DataCenter #Cloud #ArtificialIntelligence pic.twitter.com/YWI8MNFm8u
— Tenstorrent Inc. (@tenstorrent) 2021年12月9日
Tenstorrent のサイトでは、こちら。
サーバー
Twitterの写真、Jim Keller san も映っていますね。説明のために写真を引用します。
1Rackに8台の4Uサーバーが搭載されています。4Uサーバーに、8枚のPCIe ボードが載っています。現在提供しているPCIe Board としては、Grayskellベースです。
PCIe Boardに黄色いケーブルが2本接続しているので下記のどちらかだと思います。説明のために、Tenstorrentのサイトからボードの画像を引用しています。
おわりに
いよいよ、来年はクラウドAI用チップベンチャーの決戦の年です。各社クラウドサービスを提供して、どれだけ利用されるかによって、2023年への生き残りをかけることになります。
Tenstorrentも追加資金調達して、こんな感じになっています。
クラウド用AIチップベンチャーの資金調達額
— Vengineer@ (@Vengineer) 2021年8月30日
SambaNova $1132M(2021.04)
Graphcore $710M (2020.12)
Cerebras $450M (2020.11)
Groq $367M (2021.04)
TensTorrent $234M (2021.05)
上記5社で、$2761M、IntelがHabana Labsを買収した時の金額、$2B を超えています。
来年の今頃、どうなっているかが気になります。