はじめに

こちらは文庫本です。最初に出たとき(単行本)の邦題は、かくて行動経済学は生まれり、だったようです。

ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーのお話

原題は、The Undoing Project : A Friendship that Changed Our Minds です。

ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーのお話。

ダニエル・カーネマンは、「ファスト＆スロー」の著者で心理学者、心理学者なのにノーベル経済学賞を受賞した人です。

「ファスト＆スロー」は Kindle本で読みました。確か、初めてのKindle本だったような気がします。

ダニエル・カーネマンはノーベル経済学賞を受賞したので、超有名ですが、業界ではエイモス・トヴェルスキーの方が有名だったのというのをこの本で知りました。そもそもエイモス・トヴェルスキーを知りませんでした。

日本のWikipediaによると、エイモス・トヴェルスキーの内容、超薄いです。

Wikipediaにある超有名な「プロスペクト理論」の論文である

ですが、検索すると、オリジナルを読むことができるようです。

この本は、エイモス・トヴェルスキーが亡くなってちょっと経った後ぐらいまでのお話です。そうですよね。ふたりのお話ですから。。。

両方とも読みましたよ。