はじめに
下記のニュースにて、熊本TSMCに10ナノ台高性能半導体も生産へ とあったので、
下記のようなツイートをしてみた
TSMCの10nm って、ほとんど売上ないようなんだけど
— Vengineer@ (@Vengineer) 2023年3月5日
>回路幅が22~28ナノメートルの半導体に加え、10ナノ台の半導体も手がける。https://t.co/d98iFJsvNp pic.twitter.com/WZK1A9oRuc
どうやら、10nm はコストメリットが無くなったので使われなくなったと
このツイートに対して、色々と教えてもらいましたので、記録として残します。
- 10nmノード世代は、2020年Q2の売り上げから集計に含まれなくなった
- 10nmノードは液浸ArFのマルチパターニングで製造コスト高に対し、7nmEUV露光の方が性能(コスパ)が良いから
- 元々10FF(TSMCの10nm)ってほとんど採用されてなかったというのがあります。10nmは7nmと同様クアッドパターニングで、それなら7nmに行った方が良いとなったようです。
これから、10nm (ArF液浸)は Quad Patterningで、7nm の最初の版、N7 (ArF液浸)でも Quad patterning で、7nm で行った方がよい。N7P も N7 と同様にArF液浸。一方、N7+ にて、EUV露光になったので Quad patterning でなくなり、コスパがよくなった
ということに。
参考ブログ
おわりに
Twitter は、本当に色々と学びが多いです。