はじめに
NVIDIA Mellanox ConnectX-7には、PCIe Switch (Bridge) が入っているのは、このブログでも紹介しました。
では、その前に、ConnexcX-5 や ConnectX-6 ではどうだったのでしょうか?
ConnectX-5 と ConnectX-6 も PCIe Switch が入っていた
- PCIe Gen 4.0 – Auto-negotiates to x16, x8, x4, x2, or x1 lane(s) – Embedded PCIe Switch: Up to 8 bifurcations
とあります。ConnectX-5は、100Gbps なので、PCIe Gen4 x8 (16Gbps x 8 = 128Gbps) で大丈夫そうなので、ホストCPUとは PCIe Gen4 x8 で接続し、その下に、x8 lanes 分の Switch ができるということで、最大8個に分割できるということです。
- 16 lanes of PCIe Gen4, compatible with PCIe Gen2/Gen3
- Integrated PCI switch
- NVIDIA Multi-Host and NVIDIA Socket Direct™
こちらも PCIe Gen4 x16 ですね。ConnectX-6 は 200Gbps なので、Gen4 の 16Gbps x 16 = 256 Gbps なのですが、x16 なんですかね。。。
- PCIe Gen 5.0 compatible, 32 lanes Support for PCIe bifurcation
- NVIDIA Multi-Host™ supports connection of up to 4x hosts
- Transaction layer packet (TLP) processing hints (TPH)
- PCIe switch Downstream Port Containment (DPC)
ConnectX-7 は、400Gbps なので、PCI Gen5 32Gbps x 16 = 512Gbps なので、x32 なら、x16 + x16 で使えますね。
おわりに
ConnectX-7については、NVIDIA DGX H100 でPCIe Switchとして使われています。
ConnectX-5については、下記のツイートにて、イタリアのLeonardのBooster Blade (Da Vinci)の中で、CPUとGPUの間でx16 の PCIe Switchとしtも使われています。
ConnectX-6 は、PCIe Switch として使われている例が見つかりません。
— fabio affinito (@fabioaffinito) 2023年5月20日
下記のように、ConnectX-6が第4世代ということは、ConnectX-3 から Multi Host をサポートしているんですね。