cocotb は、VPI, VHPI, FLI と HDL Simulatorと繋がっている

はじめに

PythonでHDLのテストベンチを書いて、シミュレーションをするという cocotb をざっくり眺めてみました。

cocotb

ドキュメントをざーと眺めてみて、わかったこと。

- VPI, VHPI, FLI にて、HDL Simulatorと接続している

ということで、下記の4社の市販HDL SImulator

• Synopsys VCS
• Mentor/Siemens EDA Questa
• Mentor/Siemens EDA ModelSim
• Cadence Incisive
• Cadence Xcelium
• Aldec Riviera-PRO
• Aldec Active-HDL

とオープンソースなHDL Simulator

• Icarus Verilog (Verilog HDL)
• Verilator (Verilog HDL/SystemVerilog)
• GHDL (VHDL)
• Tachyon DA CVC (Verilog HDL)

もサポートしています。

しかしながら、

• Xilinx (AMD) xsim

は、VPI をサポートしていないので、サポートしていません。

おわりに

Verilog HDL の PLI (Programming Language Interface)、VPI, VHDI, FLI を使って、同じ検証用モデルを作って、色々と試したことがあります。 今は、SystemVerilog DPI-Cがあるので、PLIやVPIを使ってそのような検証用モデルを作る必要が無くなり、便利になりました。。。