Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

Rapidusの量産について妄想する

はじめに

Rapidus については、色々と言われています。

その中で、Rapidusの量産についてはその時期についてはありますが、量産時の歩留まりについてはどうなのか?について明示されているのが無いので妄想したいと思います。

Let's 妄想

Rapidusの量産までのスケジュール

下記の東洋経済の記事に、Rapidusの2ナノ量産までの道筋ということが書かれています。

toyokeizai.net

この記事によると、

  • 2022.8 : Rapidus設立
  • 2022.11 : 経産省から700億円の支援決定
  • 2022.12 : IBMと戦略的パートナーシップ締結
  • 2023 : IBM研究開発拠点へ技術者の派遣開始
  • 2023.4 : 経産省から 2600億円追加支援決定
  • 2025 : 試作製造ライン(1棟目)を北海道・千歳工場で竣工
  • 2027 : IBM研究開発拠点からの技術移転完了
  • 2027 : 「2ナノ」半導体量産開始

とあります。

このスケジュールから建屋(試作製造ライン)の資金はOK。2025年までに作ればOK。試作製造ラインなので、下記のMicronのような大規模な管理は必要無し。

www.youtube.com

下記のPC Watchの記事では、2nm半導体のチップレットパッケージ量産技術開発でパートナーシップを結ぶ

pc.watch.impress.co.jp

下記のNHKの記事によると、千歳市が関連企業受け入れの専門部署「次世代半導体拠点推進室」を立ち上げているようですね。

兼務を含めると30人以上の市役所職員が業務にあたり、工場建設に伴う上下水道や道路などのインフラ整備のほか、市内へ進出を検討している半導体関連企業の受け入れ態勢の構築などに取り組んでいます。

www3.nhk.or.jp

この記事から建屋に関しては、Rapidusだけでなく、千歳市が全面的に動いているので、どうにかなるでしょう。

機材

試作ラインのための機材が必要になります。下記の記事によると、

雇用した技術者を協力関係にある米IBMやオランダのASMLなどに派遣し、25年春の試作ライン稼働までにEUV露光装置の技術などを習得させる。

ラピダスは22年8月の設立当初からASMLと協力関係にあり、ASMLは千歳市で技術の支援拠点の設置も計画する。

newswitch.jp

まー、他の機材もそれなりに調達できるんでしょう!

上記の記事によると、

またラピダスは技術者を中心に採用を急ピッチで進めており、毎月約30人が入社しており、半導体の量産開始までに約1000人の技術者を確保する計画だ。23年内には100人程度の技術者を提携先の米IBMの最先端半導体研究開発拠点「アルバニー・ナノテク・コンプレックス」に送り込み、EUV露光装置などによる2ナノメートル半導体の製造ノウハウを取得する。

とあります。

また、情ポヨ san の厚生年金保険・被保険者数の定期観測の下記のXの投稿によると、2024年7月2日では、395名となっています。

この1年で280名増です。

また、Linkedin で調べてみると、40代から50代に方が多いようです。

ということで、人に関しては直実に集めているとしていいでしょう。

そして、多くの方は、IBMに飛んでいます。。。

量産

量産は、2027年となっていますので、2027年末までに量産を開始すればいいので、まー、これも間に合わせるでしょう。

で、量産における、歩留まりです。

これに関しては、全く情報がありません。

日経XTECHの下記の記事

によると、

とあります。

つまり、最初は歩留まりが悪い、と

となると、当然、Rapidusの歩留まりがいいということはないでしょう。

Rapidusの量産は2027年で開始するが、歩留まりはよくないということに。。。

そうです。

Rapidusは、歩留まりに関しては、何も言っていません。量産はできるが、歩留まりは、。。。

おわりに

この記事を書くきっかけは、とある、雑談でした。。。その中で話しているうちに、

Rapidusは、2027年に量産はできるが、歩留まりはよくない

という結論になったので、記録のためにブログに残そうと思い、ここに書きました。

2027年までには、まだ3年あるので、それまで見守ることにします。

では、ここまでで

次回も、Let's 妄想