Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

Cadence「ハードウェア/ソフトウェア協調開発プラットフォーム・セミナー」


EDAExpressに、Cadence「ハードウェア/ソフトウェア協調開発プラットフォーム・セミナー」がアップされました。
当日、@EDAExpressのツイート(つぶやきではありません)にて、だいたいの感じはわかったのだか、
まとめてもらうともっと理解ができてうれしい!

この中で特に注目したいのは、IP-XACT Based Virtual Prototype Code Generationの部分。

IP-XACTはIEEEで標準化(IEEE-1685)されているが、意外と知られていないし、使われていない。
ちなみに、私はJSNUG 2009の講演にて、IP-XACTを利用することを提案しました。

Synopsysは、XXX CreatorというツールでIP-XACTからVMM RALに変換できるようになっていました。
(Semifore社のCSRCompilerというツールで同じようなことをしてくれるようです)。

Mentorは、Platform ExpressというツールからIP-XACTを利用していました。
現在は、Platform Expressというプロダクトは無いようですが、何らかに使われているでしょう!

IP-XACT(あるいはRDL)をベースにいろいろな用途のためにコードを生成することができれば、
IP-XACTがゴールデンファイルになるわけです。
しかしながら、IP-XACTでは、表現できないものも多くあるのでその部分をどうするかがキーになると思います。

ちなみに、IP-XACTはXMLファイルですので、Web関連のアプリ屋さんとってはなじみのあるものです。
ですから、Web関連のアプリ屋さんにお願いして、IP-XACTのパーサーを作り、その後、用途にあわせた
コードを生成するジェネレータを作れば、同じようなことができます。

検証、Verification、Virtual Paltform