Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

海底油田の探査


TwitterのTLで拾った昔の記事です。
[【レポート】スタンフォード大学Flynn教授の特別講義 - FPGAで超高速計算を実現 http://news.mynavi.jp/articles/2010/05/25/flynn_fpga_hpc/index.html]
海底油田の探査のためのデータ処理をPC(Xeon)ではなく、FPGAで行うというもの。

Maxelerという会社でこのブログでも2012年9月21日に紹介しています。

高速化のポイントは、記事のここです。
引用
Maxelerはこのような巨大な計算をFPGAベースのアクセラレータで高速化する。このような計算ではコアの計算部分が99%以上の時間を占めるので、その部分の高速化に的を絞る。

コアの計算部分が全体の99%以上の時間になる。
コアの計算部分は全体の50%程度では、コアの計算時間を限りなく0にしても全体としては2倍。
99%なら限りなく0にすれば、100倍になるわけです。
記事の中では、結果として374倍高速に処理できるということですから、99.x%がコアの計算時間。

これだけの成果をあげるために、2人で半年(一人年)。人件費でだいたい1000~2000万円でしょう。
FPGAベースのシステムも必要でしょうから、ここに数百万円~数千万円。

数1000枚のブレードサーバーで数日を数十台で数日にできれば、かなりの投資効果がありそうですね。

検証、Verification、FPGA