Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

ちきりんの「マーケット感覚を身につけよう」

 

ちきりん(@InsideCHIKIRIN)Twitterでフォローしているので、先月末に

  マーケット感覚を身につけよう

が販売されているのは知っていました。
本屋でパラパラ見て、Kindle版を買って読もうかなーと思いましたが、
お子ちゃまにも読ませたいので、Kindle版ではなく、紙の書籍を買いました。

 

さきほど、「はじめに」を読み終えたばっかりですが、
今日は時間が取れるので、読み終えると思います。

 

読み終えました。気になったところをメモ(引用)しました。

 

頑張るだけじゃダメ!
自分のいろいろな基準が市場とどんだけ違うのかを常にウオッチし、
良い方に修正しないとダメ!

 

あたしが就職するとき、コンピュータ、半導体、電機は絶好調でしたが、
25年後の今はどうでしょう!
この3つの業界で元気な日本企業は存在するでしょうか?

 

是非、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか?
この本の価格1620円(税込)は、あなたにとって、どれだけあるのでしょうか?
序章、から
引用、14頁
今の時点では、
  商品やサービスが売買されている現場の、リアルな状況を想像できる能力
  (もしくはもう少し一般化して)
  顧客が、市場で価値を取引する場面を、直感的に思い浮かべられる能力
が、マーケット感覚だと理解しておいてください。
第1章、から
引用、30頁
論理思考に加えてマーケット感覚を鍛え、トンネルを二方向から同時に掘り進めるように考えたほうが、楽に思考力を高められます。
引用、33頁
世の中にはすばらしい価値を生みながら、マーケットで評価されない商品やサービスがたくさんあります。人材も同じで、すばらしい資質を持ちながら、市場では評価されない人がいますよね。そういう人は、「自分に足りないのはマーケット感覚だ」と気つかない限り、いつまでも報われません。
第2章から、
引用、44頁
仕事と労働力のマッチング方式が市場型に移行すればするほど、市場のニーズを読む力、すなわち、マーケット感覚が重要になるということを意味しています。これからは就職やキャリア形成のためにも、優れたマーケット感覚が不可欠のスキルとなるのでしょう。
引用、71頁
市場化の進む社会におけるキャリア形成では、市場の動向をイチ早く見極めるためのマーケット感覚と、需給バランスの変化に合わせて自分のスキルや専門性をシフトするための柔軟性と決断力が、何より重要になるのです。
第3章から、
引用、86頁
成功するためには、「市場の選択」が重要だということも、覚えておきましょう。
引用、94頁
自分がどこで売るべきか、自分が高く売れる市場はどれなのか。「一生懸命頑張る!」前に、どの市場で頑張るべきなのかという市場の選択にこそ、マーケット感覚を働かせる必要があるのです。
引用、102頁
市場の状況が変わりつつあるのか、アンテナを高くして迅速に感じ取り、それに応じてどう動くべきか、自分自身で判断できるよう、自らのマーケット感覚を鍛える必要があるのです。
第4章、
引用、143頁
既存の市場を取り合う競争では、勝つ人がいればその分を負ける人がいるというゼロサムゲームにしかなりませんが、新たん価値を見出すことができれば、新たな市場、そして大きな経済価値が生まれます。まだ取引されていない潜在的な価値に気がつき、市場化するー多くのマーケット感覚を持つことで、個人はもちろん、世界中もどんどん豊かになっていくのです。
第5章、
引用、151頁、
そんなコトを他人に聞いても、わかるのは「相場」だけです。自分にとっての価値は、他者には判断できません。
引用、172頁
インセンティブシステムを理解するために大切なのが、自分の欲望と素直に向き合うことです。これができない人は、マーケット感覚を身につけるのがとても難しくなります。
引用、191頁
「組織の中で選ばれるスキル」ではなく、「市場に選ばれるスキル」を意識し、マーケット感覚を磨きましょう。それは転職価値をあげることだけではなく、人生の自由度を高めることにもつながるのです。
引用、198頁
評価や意思決定プロセスにおける組織型から市場型への移行という変化を理解し、できるだけ早く市場型のアプローチに慣れていくことが、今後はすべての人にとって重要になるでしょう。
引用、199頁
失敗は悪いことだという認識自体が、もはや時代遅れです。
引用、204頁
私たちが何かについて「できる」と言えるレベルに到達するために、がっこう的な「習い、覚える」学びに加え、市場的な「実際にやってみて、できるようになる」という学びも不可欠なのです。
引用、228頁
市場性の高い場所で鍛えたマーケット感覚を活かし、もともと自分が価値を発揮したいと思っていた本来の分野で活躍すればいいのです。
終章、
引用、244頁
高度化する社会において、専門性は確かに重要です。しかし、変化の早い時代には、20代に身につけた専門性が、60代まで40年間も通用し続ける保証はどこにもありません。
これから一生にひとつの専門性ではなく、10年、20年、ごとに、時には数年ごとに学び直し、一生の間に複数の専門性を身につける必要があります。つまり、専門性を身につけたうえで、変わり続ける必要性があるのです。