Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

Parallel Programming for FPGA


Twitterに流れてきたので、記録として。


235頁の大作。。。

FPGAをHLS(C/C++)を用いて実装するための資料というより、教科書。

Prefaceの最初に
  This book focuses on the use of algorithmic high-level synthesis (HLS) to build application-specic
  FPGA systems. Our goal is to give the reader an appreciation of the process of creating an
  optimized hardware design using HLS.
とあります。そう、HLSを使って、FPGAを実装するための教科書です。

ライセンスは、
This work is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License.
To view a copy of this license, visit http://creativecommons.org/licenses/by/3.0/.

最新版は、ここのようだが、アクセスできない。。。

目次は、
  1 Introduction
  2 Finite Impulse Response (FIR) Filters
  3 CORDIC
  4 Discrete Fourier Transform
  5 Fast Fourier Transform
  6 Sparse Matrix Vector Multiplication
  7 Matrix Multiplication
  8 Prefix Sum and Histogram
  9 Video Systems
 10 Sorting Algorithms
 11 Huffman Encoding

題材は特に目新しいものはないが、C/C++での実装で出てくるものですね。

HLSを使うので、C/C++で実装されているのは、当たり前と言えば、そうですが。。。

試用するツールは、Xilinx社のVivado HLS。教科書が無償ならツールも無償じゃなければね。。。

1999年にSystemCがリリースされた時から、HLSは普通になると思っていましたが、
ASIC用のHLSツールはものすごく高いので個人では利用できません。
Xilinx社がVivado HLSを無償にしてくれたので、これだけ、利用者が増えたんでしょうね。。

ありがとうございます。Xilinxさん