Vengineerの戯言

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新しい Edge TPUデバイスはいつ出るのか?

@Vengineerの戯言 : Twitter SystemVerilogの世界へようこそすべては、SystemC v0.9公開から始まった 

はじめに

Google Edge TPUがアナウンスされたのが、2018年の夏頃(このブログで最初に取り上げたのは、2018年8月9日。ブログの最初に、出遅れ感とあるのでもう少し前だったんでしょうね。

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販売は半年以上後の2019年3月

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その後に、「Google Edge TPUが他を全滅させるが、。。。」というタイトルのブログを書いたのは、2019年3月12日

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このブログはかなり人気があって、 追記)、2019.03.13 この記事の訪問者は、663 人。過去最高 485人(2018年6月1日、転職しました だったようです。

販売が始まってもう2年も経った Google Edge TPU。この2年間に、Edge TPUはいろいろな形態として販売されています。 USB Acceleratorは発売当時は79.99ドルでしたが、20ドル安くなっています。その他もそれなりにDiscountされました。

  • Dev Board、129.99 ドル
  • USB Accelerator、59.99 ドル
  • Dev Board Mini、99.99 ドル
  • Mini PCIe Accelerator、24.99 ドル
  • M.2 Accelerator A+E key、24.99 ドル
  • M.2 Accelerator B+M key、24.99ドル
  • M.2 Accelerator with Dual Edge TPU、39.99 ドル
  • System-on-Module (SoM)、99.99 ドル
  • Accelerator Module、19.99 ドル

また、2019年11月19日のブログでは、「やっぱり入っていた Pixel 4に、Edge TPUが」ということで、Google Pixel 4 の ASICに Edge TPU が入っていることが分かりました。

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Edge TPUのエコシステムもちゃんと出来上がっていますね。

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Pixel 6 には、新しいEdge TPUが入ってくる

今年の4月6日のブログでは、「Pixel 6 に搭載されるである SoC は、GoogleSamsungとの共同開発の模様」ということで、今までASICに実装していた Edge TPU などを SoC の中に入れるという感じですね。

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新しいEdge TPUは、どんな感じ

今年の2月7日に、「Apolloは、チョコじゃないよ、AIアクセラレータのアーキテクチャを探索してくれるよ。。。」というブログでAIアクセラレータの探索ができるというApolloについても紹介しました。この中では、DRAMにアクセスするアクセラレータの図もあったりします。こちらは、Edge TPU単体デバイスというより、上記のPixel 6用のSoCの中のEdge TPUに関連するものなのかもしれません。

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Edge TPU単体デバイスDRAMを付けるとコスト高になるので、新しいEdge TPUは Pixel 6 のSoCの中に実装する感じなのでしょうか? 上記に示したように、Edge TPUはいろいろなオプションがあるので、当分、新しいものが出てこなくてもよさそうです。1個じゃ足りなければ、2個載っている M.2 Keyもありますし、Accelarator ModuleとPCIe Switchを載せたボードを作ればいいというのもあるのかもしれませんね。

結論

Pixel 6のSoCに載る Edge TPU は、今までのEdge TPUより進化していると思うが、新しいEdge TPUが単体で出てくるのは来年以降の可能性が高いと思います。

おわりに

先週、Hatenaブログのアクセス解析を見たら、なんか、ヘンだったです。どうやら、何らかの理由で くら寿司がEdge TPUを利用しているのが検索されて、過去最大の 1214アクセスがあったようです。