はじめに
生成AIバブルによって、お高いGPUについているHBM3の次のバージョンである、HBM3e の動作周波数がどんどん上がっています。
下記のXの投稿によると、たぶん、Tbps は *8/1024 で計算しているようです。
I love the memory industry so much, in the span of 5 months a ton of announcements on HBM3E.
— Dylan Patel (@dylan522p) 2023年10月20日
Everyone is literally just one upping + horse jockey each other.
Samsung - 7.2Tbps
SK Hynix - 8Tbps
Samsung - 8Tbps
SK Hynix - 9Tbps
Micron - 9.2Tbps
SK Hynix - 9.4Tbps
Samsung - 9.8Tbps
- Samsung : 7.2 Tbps
- SK Hynix : 8.0 Tbps
- Samsung : 8.0 Tbps
- SK Hynix : 9.0 Tbps
- Mincron : 9.2 Tbps
- SK Hynix : 9.4 Tbps
- Samsung : 9.8 Tbps
HBM3 からの性能向上
HBM3では、6.4 Gbps なので、HBM3e の 9.8 Gbps だと、1.53倍になりますね。
LLM ではメモリアクセスがボトルネックになっています。なので、少しでも速いメモリがあると嬉しいわけです。
しかし、動作周波数が高くなれば当然消費電力が増えます。。。ね。
おわりに
AMD の MI300X は 144GB (24 x 8個)搭載すると発表しています。HBM3e のどのぐらいの動作周波数ですかね。
来年発表になる、NVIDIA B100 はどうなるでしょうかね。