はじめに
Tenstorrent Blackhole は、PCIe Gen5 x32 になっていることは、下記のブログに書きました。
ブログにも書きましたが、Blackholeの評価ボードには、
- PCIe Gen5 x16 の スロットが2個
- PCIe Gen5 x16 Edge
- M.2
- PCIe Gen5 x8 (x4?) のケーブル用コネクタが 7個
のようなPCIe Gen8があるようです。
x32 を x16 + x16 で使うようですが、Blackhole die の中でどうなっているのかがちょっとわかったので、妄想します。
Let's 妄想
Blackhole の PCIe は、2か所
このコードによると、PCIe は、2か所あるようです。コードはいづれなくなる可能性がありますので、引用します。
// Depending on your board... you might need (11, 0) instead of (2, 0). const size_t PCIE_X = 2; const size_t PCIE_Y = 0;
通常は、ここから
pcie: [ 11-0 ]
のようです。
つまり、2つのPCIe Gen5 x16があるっぽい。
どこのIP?
ここによると、
// See /vendor_ip/synopsys/052021/bh_pcie_ctl_gen5/export/configuration/DWC_pcie_ctl.h
どうやら、SynopsysのPCIe Gen5のようですね。
NoC のデータ幅
Memory のデータ幅
128 bit
おわり
今回分かったこと
- PCIe Gen5 x16 が2か所あること
- PCIe Gen5 IP が Synopsys のもの
- Nocのデータ幅は、Grayskull/Wormhole の 256bit に対して、Blackhole は 512bit なので、同じ周波数で2倍の帯域
では、ここまでに
次回も、Let's 妄想