OVPSim

Verification Engineerの戯言

OVPSimは、シミュレータです。

Windows XP Professional SP2で動作します(DEMOは、Windows XP Home SP2でも動作しました)
高速なシミュレータ(Linux版も含む)は、Imperas社が提供します。また、マルチコア対応のデバッガなどもImperas社が提供します。

OVPSimは、OSCIのリファレンス・シミュレータと同じ位置付けと考えるといいでしょう！
各EDAベンダが提供しているSystemCシミュレータがImperas社が提供する高速シミュレータ(高機能シミュレータ)という対応です。

OSCIのリファレンス・シミュレータがシミュレーション・カーネルとクラス・ライブラリから構成されているように、OVPSimも同様な構成になっています。
SystemCのsc_main関数内でシステムの構成を記述するのと同じように、OVPでは、ICMというAPIを使ってシステムの構成をC言語で記述します。C++ではありません。