Vengineerの戯言

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OVP : TLM 2.0をサポート

Verification Engineerの戯言

Verification VertigoTLM 2.0 - Good enough for nowという記事がアップされました。
OVPでTLM 2.0ベースのSystemCモデルを統合することができ、
かつ、DMIが使えるので3%程度しか低下しないようです。2GHzのPCで200~500MIPSでるようです。

OVPについては、ちょっとさぼっていたので、チェックしてみました。

OVP Technology enabled in OSCI TLM2.0
これによると、3GHzのPCでOR1K 32bit RISCモデルのpeakspeed2 benchmarkは、1300 MIPS !

OVPが最初にリリースされたときは、独自のH/Wモデルを開発しなければいけなかった。
今回のリリースでSystemC TLM 2.0モデルが統合できるようになったのは、
ユーザにとっても、OVP開発元のImperasにとってもメリットが大きい。

Imperasのプレスリリース:OVP Simulator Smashes SystemC TLM2.0 Performance Barrier、February 5th, 2009に
Doulos、MIPS Technologies、Posedge Software、EVE-USAがコメントしている。

下記は、OVPにログイン後にアクセスできます。
Downloading OVP models that run 200-500 MIPS in SystemC TLM2.0 Platforms
このページには、説明用スライドやビデオをあります。

P.S
本日、EDA EXPRESSにも本件に関して、アナウンスがありました。

検証、Verification、SystemC、TLM 2.0、Virtual Platform