Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

JSNUG2010 : HAPSの事例


HAPSを用いたフルチップ検証事例 by パイオニアマイクロテクノロジー

プロトタイプの必要性
    膨大な検証パターン
    顧客からの要求
      ソフト開発
 
FPGAを用いたカスタムボードを自社開発  => HAPSを導入
(カスタムボードを何度も作るのは、すでに限界。何をデバックしているかがわからなくなるの!
どうする?の解のひとつがHAPSよね!)

FPGAの回路とSoCの回路は、同じではない。はい。

ツール選定のポイント
    インクリメンタルコンパイル(フルコンパイルしたら、時間たりませーん)
    論理分割の自由度 (人手ではできませーん) => Certify
    スクリプト処理ができるか?(ヒューマンミスを無くすために!)

HAPSのブラックボックス処理、いいじゃん

配線数が足りない時は、シリアル通信で対応。そのままSoCにも残した。
修正によるバグ混入の可能性を排除するため!
SoCに含まれないコードを排除(ただし、シリアル通信部は残した)

HAPSでフルチップ検証するので、フルチップSIMが不要。オー、チャレンジャー。

プロトタイプでのひょうかをESチップの評価にそのまま用いた。
ただし、アナログ系評価は除く。

ということで、下記のソフトウェア開発の前倒しも実施
    評価測定用ソフト
    自動測定ソフト
    シーケンステスト用ソフト
    顧客にもプロトタイプを貸し出しし、ファームウェアの開発
    フィールドテストの実施も

やっぱ、ソフトウェア開発の早期の開発がキーなのねー!

課題は、
    ・SoCネットリストをHAPSでの検証
    ・Gated Clock対応
ということで、

検証、Verification、Synopsys

今日は、休暇で、JSNUG2010に参加中!