Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

THE SOCIAL NETWORK(2010)

映画好きの戯言

今日は、先日のゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ)を受賞した
ソーシャル・ネットワーク/THE SOCIAL NETWORK(2010)を見てきました。
劇場はいつものユナイテッド・シネマです。

なかなか良かったです。客入りは2割程度でした。Mixiの成功物語なら若い女性が見るかもしれませんが、
Facebookはまだまだ日本ではマイナーですので、人が入らないのはわかります。
とはいっても昨年後半からそれなりに人気になっています。
しかし、日本で実名はなかなか難しいと思います(私もやっていません)

THE SOCIAL NETWORKは、既に
        全米批評家協会賞
        NY批評家協会賞
        LA批評家協会賞
        ゴールデングローブ賞
        放送映画批評家協会賞
の作品賞、監督賞を受賞。

英国アカデミー賞でも共にノミネート、米国アカデミー賞もほぼ確実

オープニングの学生用パブの彼女との会話はどう考えても大学生の会話ではありません。
これも367年の伝統なのでしょうか?
ザックはテストでオール満点を取ったことを言っていますが、満点すら難しいのに、
それも、ハーバード大学ですよ!信じられません。神業です。

前半は、主人公であるマーク・ザッカーバーグがものすごい勢いでFacebook(当時は、The Facebook、2003-4年)の立ち上げていきます。
この間のほとんどが大学(設定は、ハーバード)でのシーンですが、日本の大学とは雰囲気が違います。
100年程度の伝統では、かないません。
何しろ、ハーバード大学は1636年創設の367年(2003年当時)の伝統ですから、
そう、江戸時代から続く老舗の感覚です。

大学の寮でプログラミングをするシーンが結構あるのですが、その部屋は4人部屋とはいえ軽く20畳はあります。
私が学生の時、寮(大学に隣接した場所)は4人部屋でしたが、そんなに広くなかった。

創業にかかった1000ドルは、共同創業者CFOエドゥアルド・サベリンが都合をつけ、
その後の追加資金18000ドルも彼が。
でも、その後、ヘッジファンドからの投資資金は5000万ドル+職場となるのには、圧巻です。
創業から数年で5000万ドルも投資してくれたのも、まだ、アメリカがバブルだったからなのでしょうか?

ザックの格好ですが、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市で雪が降っているのに、サンダルです。
そして、半ズボンです。信じられません。私、絶対無理です。直ぐ、逃げてきます。いや、絶対に行きません。
(たぶん、行けません。いろいろな意味で)

ハーバード大学は世界のトップであることは間違いないですが、Nerdであるザックが史上最年少で大金持ちになったのは
なんとも不思議なものです。

そう、事業拡張で西海岸につれていくエンジニアを雇うためのイベントが非常におもしろいです。
ハーバード大学の伝統のクラブに対抗して、いかに早くハックするかを争います。
(ハーバード大学は古き良き英国は大学の印象を受けました。紳士的です。ザックは違いますが)
その争い中でハックに失敗したり、見つかったりしたら、ウイスキー一杯飲みます。
うまくやれば飲まなくていいのではなく、3分毎に全員(4人)が飲みます。
凄いです。酔わないでハックする。まさに天才です。
ちなみ、勝ち残ったのはアジア系でしたのは、何か意味するのでしょうか?

字幕は、松浦奈美さんです。最近、よく目にする名前です。
でも、監修が2人いました。この世界の専門用語はそれなりの知識が必要ですからね!

最後に、Napsterの共同創業者のシェーン・パーカーがFacebookに関わっていたとは?
コンピュータオタク(Nerd)だけではこれほどまでに浸透したかどうか疑問だったが、少し納得してしまった。

追記
忘れていました。この映画、昨日観たSALTと同じコロンビアピクチャ(ソニーピクチャの子会社)で
そう、PCと言えば、VAIOが出ていました。ザックのノートPCと立派な職場になった時のデスクトップPC。
でも、2004-5年で米国でVAIOがそんなにメジャーなハズはありません。
一応、ビジネスマン(弁護士)は、DELLのノートPCを使っていました。
疑問が沸きました。ザックが使っていたVAIOノートが2003年当時のVAIOだったのかということです。

教えてください。誰か?

P.S
上場期待の米フェースブック、15億ドル調達ということです。
映画の最後では、企業価値は230億ドルになっていましたが、この記事では500億ドルと倍になっています。