VIPは外部調達するもの？

Verification Evangelistの戯言 : Twitter
SystemVerilogの世界へようこそ、すべては、SystemC v0.9公開から始まった

Best Practices Selecting and Using Verification IP(VIP)では、
VIPをどう選んで、使っていくかについて書かれています。

現在のSoCには、いろいろなIP、それも標準インターフェースなどIPが入っていて、
それを検証するにはVIPが必要になります。

昔はVIPが一般的でなく、外部から購入できなかったり、出来が悪かったりしました。
そのため、内部で開発することは特に珍しくありませんでした。

しかし、今では外部から調達するするのがいいと思います。
特に今までやったことがないインターフェース用にVIPは。

私は昔々、とあるバスのBFMをVerilog HDLで作りました。
何故作ったのが、それは外部から購入できなかったからです。
そのBFMを作ったことによるそのバスを理解することができたのは良かったですが、
今はそんなこと言ってられません。

ちなみに、そのときのBFMのコマンドファイルをHEXファイルに変換するツールは、
Perlを使って開発しました。
今ならRubyかPythonで開発するでしょうが、そのときはPerlがベストでした。

そのBFMを使って、設計した回路を若手にテストしてもらいました。
このとき既に、テストを設計と分離していたんです。確か1992-3年ごろです。
検証する項目はある程度、私から提示し、テストコードを書いてもらいました。

検証、Verification、Cadence