Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

個人の総合力、と、組織での個人の総合力を束ねる力


昔々、
工場のラインで働いていた人は一つのことをずーとやる単能工でした。
その後、工場が海外に移転し、日本に残った工場ではセル方式などで働く多能工になりました。

そして、同じことがエンジニアにもおきました。

それは、リーマンショックの前、ソニー半導体から撤退したのを知ってから、
ずーと思っていることとして、エンジニアの単能工化がヤバイということ。
HDL書けるとか、ドライバ書けるとか、ある特定の領域だけしかできないというもの。

一つのお仕事では安いところでやった方がいいとなり、日本に職が無くなってしまいます。

でも、システムを作り上げるには、いろいろなことが必要です。
そのいろいろなことをできるようになれば、
部分部分を安いところでやるより、トータルとして安くなります。

つまり、個人としての総合力です。

今の時代は、個人としての総合力の時代だと思います。

ちょっと前までは、会社という組織として総合力があれば良かったですが、
今は個人として総合力が無いとヤバイ時代です。
二人でやるより一人でやった方が効率は明らかに上がります。
いや、上がるような仕事のやり方をやらないとヤバイのです。

そして、

組織では、個人の総合力を束ねる力が必要です。

本当のマネジメントが必要になっています。