Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

Huaweiのサーバー



  Hi1610  2015	      16コア  A57          2.1 GHz  TSMC 16nm
  Hi1612  2016	      32コア  A57          2.1 GHz  TSMC 16nm	
  Hi1616  2017	      32コア  A72          2.4 GHz  TSMC 16nm
  Hi1620  2018  24 to 64コア  Ares  2.4 to 3.0 GHz  TSMC  7nm	

  メモリは、8コア当たり、1コントローラ

Ares(DynamIQ対応)はL2がSharedの2MBではなく、512KBのPrivate。。
bigLittle構成のコアは、だいたい4コアでL2(2MB)をShareする。
1コア当たりのL2のサイズは同じで512KB。
では何が違うのか?
big.Littleの構成の時は、4コア単位でコアを止めるが、
Aresは1コア単位でコアを止める。。。ということ。

Ares は 7nm 、Zeus は 7nm+ 、Poseidon は 5nm

それにしても、Huawei、凄いなー。。。。 7nm で64コアチップだよ。。。
メモリコントローラ8個だよ。。。
たぶん、64ビット幅なので、チップの周り、メモリだらけだよね。

おまけに、Hi1620 は、CCIXサポートしているって。まー、PCIe Gen4 サポートしているからね。。。

色々とGoogle君に聞いてみたら、
 CCNって、CCN-512が最大なので、12クラスタ(4コアx12=48コア)までしかサポートしないので、
 Huaweiの64コアは、CCNじゃないんだよね。

 CMN-600 (Mesh) なんだね。。。


New ARM IP Launched: CMN-600 Interconnect for 128 Cores and DMC-620, an 8Ch DDR4 IMCによると、
メモリコントローラは、DMC-600で、DDR4-3200.。

これを使えば、最大128コアで、16個のメモリコントローラまで対応可能か。

Arm Delivers on Cortex A76 Promises: What it Means for 2019 Devicesによると、Cortex-A76は 7nm なので、Ares が A76 なんだね。

追記)、2018.12.24
Hi1620、正式発表:TaiShan High-Performance ARM Processors
Huawei Hi1620