Vengineerの妄想(準備期間)

人生は短いけど、長いです。人生を楽しみましょう!

Xilinx:Verification

Verification Engineerの戯言

Xilinxが大手EDAベンダー(Synopsys、Cadence、Mentor)と検証ツールおよび方法論の開発を共同で
行うことを発表しました。

Xilinxhttp://press.xilinx.com/phoenix.zhtml?c=212763&p=irol-newsArticle&ID=1040065&highlight=

Xilinxの開発ツールであるISEを使っているユーザーは、Windowsベースのものを使っていると思いますが、
Virtex-5レベルになると、ツールが使用するメモリが2(3GB)を超えてくるため、Windows XP(32bit版)では、
かなりつらくなります。そこでISEをLinuxで使うことになると、検証ツールもLinux版が必要になります。
EDAベンダーのツールは基本的にLinux版なので自然な流れなのでしょうか?

以前、EDAベンダーのツールがSolaris中心だったのが、Linuxに移ったのと同じように、
FPGA開発ツールでも大規模FPGAでは、WindowsからLinuxに移るのでしょう!

とはいっても、エントリレベルのFPGAWindows版のISEで開発することになるので、
Xilinxにとっては、2つのプラットフォーム(WindowsLinux)でのツールを開発していかなければならないので、
負担は大きくなると思います。

現在、FPGA/PLDベンダーは、Xilinx、Altera、Lattice、Actel、QuickLogicの5社ですが、
先端プロセスを使って大規模FPGAが開発できるのは、XilinxとAlteraの2社だけだと思います。
ということは、当然、AlteraもXilinxと同様なことをやってくると思いますが、

EDAベンダーがXilinxのためだけに独自の開発ツールや方法論を開発するということはないので、
どんな方法でやっていくかを今後も注目したいと思います。