Vengineerの戯言

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ImaginationのGPUがAndesのRISC-Vと一緒に使えるようになった!

はじめに

RISC-Vについては、2016年のDesign Solution Forumで取り上げています。その後、どんどん盛り上がってきました。

このブログでは、2020年2月5日に下記のような内容で、既にバブルじゃないかと思っていました。

vengineer.hatenablog.com

次のステップに移ったRISC-V

ということで、RISC-Vに関しては次のステップに入ったと思っています。その例としては、下記のImaginationのツイート

ImaginationのGPUが Andesの RISC-Vコアと一緒に使えるようになったと。そう。CPUコアだけじゃ、SoCは提供できません。ArmのSoCのように、CPUコアだけではなく、いろいろなコアがRISC-Vコアと一緒に使えないとね。

MobilEye の EyeQ Ultra

MobilEye の EyeQ Ultra は、12コアのRISC-Vに、ArmのGPUDSPを搭載しています。

vengineer.hatenablog.com

T-Head (Alibabaの半導体子会社)

Alibanaの子会社の T-Head の SoCには、 Vivante GC8000UL GPU, NPUが搭載されています。

www.cnx-software.com

主要GPUは、RISC-Vでも使える

上記のように、

  • Arm
  • Imagination
  • Vivante (Verisilicon)

GPU は、RISC-V と一緒に使えるようになっているんですね。となると、RISC-Vベースの Android も本格的に出てきそうですね。

おわりに

RISC-Vのブームも違うステップになり、CPUコアだけのビジネスではいずれ淘汰される会社が出てくると思います。そうなると、

  • SiFive
  • Andes

以外にどこが生き残れるかが気になります。。。