はじめに
RISC-Vについては、2016年のDesign Solution Forumで取り上げています。その後、どんどん盛り上がってきました。
このブログでは、2020年2月5日に下記のような内容で、既にバブルじゃないかと思っていました。
次のステップに移ったRISC-V
ということで、RISC-Vに関しては次のステップに入ったと思っています。その例としては、下記のImaginationのツイート
We've partnered with @Andes_Tech to announce the successful testing and validation of the IMG B-Series GPU with the RISC-V compliant Andes AX45 CPU.
— Imagination Tech (@ImaginationTech) 2022年1月21日
This offers a proven and complete solution for businesses in the #IoT, #VR, #AR and in-vehicle infotainment space. pic.twitter.com/9fTvMnXvIS
ImaginationのGPUが Andesの RISC-Vコアと一緒に使えるようになったと。そう。CPUコアだけじゃ、SoCは提供できません。ArmのSoCのように、CPUコアだけではなく、いろいろなコアがRISC-Vコアと一緒に使えないとね。
MobilEye の EyeQ Ultra
MobilEye の EyeQ Ultra は、12コアのRISC-Vに、ArmのGPUとDSPを搭載しています。
T-Head (Alibabaの半導体子会社)
Alibanaの子会社の T-Head の SoCには、 Vivante GC8000UL GPU, NPUが搭載されています。
主要GPUは、RISC-Vでも使える
上記のように、
- Arm
- Imagination
- Vivante (Verisilicon)
の GPU は、RISC-V と一緒に使えるようになっているんですね。となると、RISC-Vベースの Android も本格的に出てきそうですね。
おわりに
RISC-Vのブームも違うステップになり、CPUコアだけのビジネスではいずれ淘汰される会社が出てくると思います。そうなると、
- SiFive
- Andes
以外にどこが生き残れるかが気になります。。。