はじめに
AMD の Ryzen Threadripper PRO 5000 は、EPYC と同じような構成で、最大 CCD die x 8 + I/O die 。Zen 3 (Milan?)
Ryzen Threadripper PRO 5000シリーズのSKU
- 5995WX : 64コア、Cache 288MB( L2 4MB + L3 32MB/Core)
- 5975WX : 32コア、Cache 144MB( L2 4MB + L3 32MB/Core)
- 5965WX : 24コア、Cache 140MB( L2 4MB + L3 32MB/Core)
- 5955WX : 16コア、Cache 72MB( L2 4MB + L3 32MB/Core)
- 5945WX : 12コア、Cache 70MB( L2 4MB + L3 32MB/Core)
64コア、32コア、16コアは、CCD die が 8個、4個、2個
24コア、12コアは、どんな構成なんでしょうかね。24コアで、Cache 140MB、12コアで、Cache 70MBって、どんな構成ですかね。24コアの時は、CCD die x 4 で、8コア disable、12コアの時は、CCD die x 2 で 4コア disable にしているんですかね。
TDPは全部 280W
Threadripper と EPYC の違い
5000シリーズになったら、最大メモリ容量が2Tに増えている。
お値段
Kakaku.com では、Threadripper PRO 3995WX BOX (64コア) が 721,929円です。32コアの 3975WX が 378,800円。
ということは、このぐらいの価格レンジなのね。
Ryzen 7 5800X3D
3D V-Cache 搭載の Ryzen 7、L3 Cache が 32MB + 64MB = 96MB に。
下記の写真は、上記のサイトから説明のために引用します。CCD die が 1個と、I/O die という構成なんですね。CCD die が Milan-X ということなんでしょうね。
EPYC, Threadripper, Ryzen
AMD は、EPYC, Threadripper, Ryzen にて、CCD die を利用しています。数が多くなれば CCD die の単価も下げられるので、いい作戦だと思います。
6コアベースである、APUである Ryzen 5 4600G が 154ドル、CPU単体の Ryzen 5 4500 が 129ドル。。。APU の方が動作周波数が 100MHz 高い。+25ドルでGPUが付く感じ。
おわりに
AMD、 CCD die 作戦がかなり成功していると思います。これからも攻めてくるんでしょうね。