はじめに
調べ物をしていたら、AMDのGPUボードにはUSB Type-C Portが付いているに気が付きました。
今回は、AMDのGPUのUSB Type-C Portについて、調べてみました。
AMD GPUのUSB Type-C Port
2019年のRadeon Pro W5700シリーズから付いているようです。
そこで広報に仕様を確認してみたところ、なんとGPU自体にUSBコントローラの機能が内蔵されており、それを使用していることが明らかになった。
この記事によると、NVIDIAのGeForceにも付いていると。
Radeon RX 6800 XT/6800については、下記の記事に書いてありました。
Radeon RX 6000シリーズのUSB Type-CはGPU側にUSBコントローラーを内蔵しているため、普通のUSBポートとしても利用可能。
Radeon RX 7900 XTX/XTについては、下記の記事に書いてありました。
Radeon RX 7900 XTX/XTで面白いのは,映像出力インタフェースにDisplayPort Alternate Mode(以下,DP Alt Mode)対応のUSB Type-C形状のポートを1つ備える点だ
競合であるNVIDIAは,GeForce GTX 20世代のリファレンスカード(関連記事)で,AMDに先駆けてDP Alt Mode対応USB Type-Cポートを採用していたものの,カードメーカー製品でこれに追従するものはほとんどなかった。GeForce RTX 30シリーズでは,NVIDIAでさえも採用を止めてしまっていたほどだ。ニーズを先取りしすぎたと言えようか。
とあるので、RTX 30/40シリーズは付いていないのね。
下記の記事によると、Radeon RX 7900 XTXには、CYPD5137(EZ-PD™ CCG5C USB Type-C Port Controller)なるものが搭載されています。このデバイスはUSB Type-C and Power Delivery (PD)用のICです。USB Type-C Port にはこういうICが必要なんですね。。。
おわりに
今使っているLenovoのThinkBook には、USB Type-C Port が1ポートがついています。外部ディスプレイとして、同じLenovoのThinkVisionにUSB Type-C で接続しています。ThinkBook はUSB Type-Cで給電できるので、ThinkVision経由で給電しているので、コンセントが1個なのは便利ですね。。。