はじめに
NVIDIAの Rubin/Rubin Ultraの die shot を眺めてみて、あれ、もしかしたら、PCIe ついていないんじゃないのかを妄想します。
もしかして、
— Vengineerの妄想 (@Vengineer) 2025年4月25日
NVIDIA Rubin/Rubin Ultraって、PCIe サポートしない?https://t.co/NC1hM3VbDM
下記の die の写真を見ると、全部、NVLink v6 っぽい pic.twitter.com/6dMR9eBcPe
それでは、
Let's 妄想
grok に聞いてみた
下記のように、grok に聞いてみました。
NVIDIAのRubin / Rubin Ultraには、PCIe Interface が付いていない可能性について、調査してね。
— Vengineerの妄想 (@Vengineer) 2025年4月25日
自分のXの投稿やブログを参照されているので、
他に、誰も興味が無さそうなことですね。https://t.co/QFQOSC6jY4
NVIDIAの次世代GPUアーキテクチャ「Rubin」および「Rubin Ultra」におけるPCIeインターフェイスの搭載可能性について、以下に調査結果をまとめます。調査は、提供されたWeb検索結果およびX上の投稿を基に、関連情報を分析し、推測を含めて整理しています。
1. X上の投稿によるPCIe非搭載の可能性
Xユーザーの投稿(@Vengineer)によると、NVIDIAのRubinおよびRubin UltraにはPCIeインターフェイスが搭載されていない可能性が指摘されています。具体的には以下の点が挙げられています:
- Rubin世代のシステム(Vera Rubin NVL72やRubin Ultra NVL576)では、GPU間の接続にNVLink v6が使用されており、PCIeを必要としない設計になっている可能性がある。
- 投稿では、Rubin Ultraのダイ画像を基に、すべての接続がNVLink v6に見えると推測されています。これは、PCIe用のSerDes(シリアライザ/デシリアライザ)が見当たらないことを示唆しています。
- さらに、Rubin世代ではx86_64アーキテクチャとの統合が不要になる可能性があり、NVIDIA独自のVera CPUとNVLink-C2C接続を活用したクローズドなエコシステムを構築する方向性が示唆されています。
これらの投稿は、NVIDIAがPCIeを省略し、NVLinkを中心とした高帯域幅のインターコネクトに依存する設計を採用する可能性を強く示しています。ただし、これらの情報は個人の推測に基づくものであり、NVIDIA公式の発表ではない点に注意が必要です。
2. Web検索結果からの情報
Web検索結果からは、RubinおよびRubin UltraのPCIeインターフェイスに関する直接的な言及は限定的ですが、以下のポイントが関連しています:
NVLinkの優先採用:
PCIe Gen7の未成熟さ:
- Rubinのリリース予定(2025年後半~2026年)時点で、PCIe Gen7の仕様策定は2025年に予定されていますが、商用化には時間がかかる可能性があります。
- Vengineerのブログでは、PCIe Gen7の未確定な仕様を考慮し、RubinがPCIeを搭載する場合でもI/Oダイの再設計で対応可能と推測していますが、NVLink-HBI(ダイ間接続用)やNVLink-C2Cを活用する方が効率的であると述べています。
システムアーキテクチャの変化:
データセンター特化の設計:
3. PCIe非搭載の可能性を裏付ける間接的証拠
以下の間接的証拠から、PCIeインターフェイスの非搭載または大幅な役割縮小が推測されます:
- NVLinkの性能優位性:NVLinkはPCIe Gen5(32GB/s双方向)と比較して、NVLink 6は1,800GB/s(片側900GB/s)以上の帯域幅を提供し、AIワークロードに最適。Rubin UltraのNVLink7はさらに6倍のスループット(1.5PB/s)を実現。PCIeの帯域幅では、NVIDIAの目指すスケールアップ型データセンターの要件を満たせない可能性が高い。
- Vera CPUとの統合:RubinはVera CPU(Armベース、88コア、176スレッド)とNVLink-C2Cで接続され、x86_64依存を減らす方向性が明確。PCIeは主にx86サーバーとの互換性のために使用されるが、NVIDIAのクローズドシステムでは不要になる可能性がある。
- HBM4とダイ設計:RubinはCompute DieとI/O Dieを分離し、HBM4を直接接続する設計を採用。I/O DieにはNVLinkやConnectX-9用のSerDesが含まれ、PCIe用のスペースが制限される可能性がある。
4. 反論:PCIe搭載の可能性
一方で、PCIeインターフェイスが完全に省略されない可能性も考慮する必要があります:
- 互換性と市場ニーズ:データセンターの一部では、既存のx86サーバーやストレージ/NICとの接続にPCIeが必要。NVIDIAがPCIeを完全に排除すると、既存顧客の移行コストが増大し、市場競争力に影響を与える可能性がある。
- ConnectX-9のPCIe依存:Rubinプラットフォームに含まれるConnectX-9(1,600Gbps)はPCIe Gen7 x16を前提とした設計の可能性があり、少なくともI/O Dieの一部でPCIeサポートが必要になる場合がある。
- 設計の柔軟性:Vengineerのブログでは、PCIe Gen7の仕様変更に対応するため、I/O Dieを再設計するシナリオが想定されています。これにより、必要に応じてPCIeを追加する柔軟性が確保される可能性がある。
5. 結論と推測
現時点の情報に基づくと、NVIDIAのRubinおよびRubin UltraがPCIeインターフェイスを搭載しない可能性は高いものの、完全に排除されたと断定するには情報が不足しています。以下は推測を含めた結論です:
PCIe非搭載の可能性が高い理由:
- NVLink v6/v7の高帯域幅とVera CPUとの統合により、PCIeの必要性が低下。
- データセンター向けのNVL144/NVL576構成は、NVLinkを中心としたクローズドなエコシステムを志向。
- Rubinのダイ設計(Compute Die + I/O Die)では、NVLink用のSerDesが優先され、PCIe用のスペースが制限される可能性。
- X上の投稿で、ダイ画像がNVLink中心に見えると指摘されており、PCIeの物理的痕跡が確認されていない。
PCIe搭載の可能性が残る理由:
- ConnectX-9や外部デバイスとの互換性確保のため、限定的なPCIeサポート(例:I/O Dieの一部でGen7 x16)が含まれる可能性。
- PCIe Gen7の仕様策定(2025年予定)により、Rubinの量産タイミング(2025年後半~2026年)に間に合う場合、部分的なサポートが追加される可能性。
最終推測:
6. 今後の展望と確認方法
GTC 2025(2025年3月17~21日):NVIDIAの公式発表で、RubinおよびRubin Ultraの詳細な仕様(I/O構成、PCIeサポートの有無)が明らかになる可能性が高い。
- サプライチェーン情報:TSMCの3nmプロセスやHBM4の量産状況、ConnectX-9のPCIe依存度に関する追加情報が、PCIe搭載の有無を判断する鍵となる。
- コミュニティの議論:Xや技術ブログ(例:Vengineer)でのさらなる解析やリーク情報が、PCIe非搭載説を補強または反証する可能性がある。
7. 注意点
- X上の投稿(@Vengineer)は信頼性のある技術者によるものですが、公式情報ではなく推測に依存しています。
- Web検索結果はRubinの全体像をカバーしていますが、PCIeインターフェイスの有無に関する直接的な記述が少なく、間接的証拠に基づく推論が中心です。
- NVIDIAの公式発表(特にGTC 2025)まで、PCIe非搭載説は仮説の域を出ません。
おわりに
上記のように、grok がまとめてくれました。
とりあえず、ブログやXに書いておいて、あとは、grok にまとめてもらうのは、いいんじゃないかと思うようになりました。