Vengineerの妄想

人生を妄想しています。

XilinxのHLSマニュアル


XilinxのHLSのマニュアルが公開されています。


ざーと見ました。C/C++/SystemC記述に関してしっかり書かれています。
これだけのマニュアルを公開しちゃうXilinxは、太っ腹です。

300頁に、サポートするのはSystemC 2.1と合成サブセット(Draft 1.3)とあります。
SystemC 2.2でない理由は何なのでしょうか?
303頁に、SC_THREADはサポートしないとあります。
308頁に、複数クロックもサポートとあります。
310頁に、RAMインターフェースは、ap_mem_ifを使うとあります。

他のHLSを使っているユーザは、このマニュアルを見てから、XilinxのHLSを使うかどうかできますね。

AutoESLツールはVivado 2012.2のリリースから「Vivado HLS」と変更したようです。
ISE System Edition、DSP Edition の保守期間中なら、Vivado HLSが使えるようです。

検証、Verification、HLS、FPGA