Vengineerの妄想(準備期間)

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Synopsys Verification Continuum


Design & Reuseの記事、Synopsys Unveils Verification Continuum to Enable Next Wave of Industry Innovation in Software Bring-Up for Complex SoCsによると、Verification Continuumなるものを発表しました。

2014年12月にアーリーアクセス、2015年には一般ユーザに提供。

先日のSYNOPSYS USERS MEETING 2014では、Verification Compilerなるもののプレゼンがありましたが、Verification Continuumは

引用
Synopsys Verification Continuum platform to accelerate industry innovation for earlier software bring-up and shorter time-to-market for advanced SoCs. 

SoC開発にためのツールいろいろというものなのでしょうか?

日本シノプシスのサイトのプレスリリースでは、
最初に開発期間を数ヶ月単位で短縮する新世代の検証プラットフォームとありました。
そして、
引用
●Verification Continuumは、以下のようなシノプシスが誇る業界最速の検証エンジンをベースに開発されている。仮想プロトタイピング・ツール Virtualizer。スタティック・フォーマル検証ソリューション Verification Compiler。シミュレータ VCSエミュレータ ZeBu。FPGAベース・ハードウェア・プロトタイピング・システム HAPS。デバッグ・ツール Verdi。 

とあるので、検証関連すべてって感じです。

で、実際にはなにが違うのだろうか?

引用
●Verification Continuumは、VCSと共通のコンパイル・エンジンを搭載しているため、検証エンジン間でデザインの移行をスムーズに行うことができ、エミュレーション・コンパイル速度も3倍向上する。また、Verdiと共通のデバッグ環境により、全ての検証ドメインやデザイン抽象レベルにわたって一貫したデバッグ環境を使用することができるため、デバッグ効率が飛躍的に向上する。

にあるように、コンパイルエンジンをVCSと共通にしているようです。

検証、Verification、Synopsys